2020年11月05日

[学長ブログ]「関西エアポート」へご挨拶に行く

 関西国際空港の中にある関西エアポート(株)へ、学長就任のご挨拶をしに行ってきました。そして、空港のお膝元にある大学ということで、今後とも連携したお付き合いをお願いします、という気持ちをお伝えしました。
 関西エアポートは、関西国際空港(KIX)と大阪国際空港(ITAMI)、さらには神戸空港(KOBE)の運営をしている会社です。学長補佐をお願いしている中村真典先生の仲立ちで実現した面談です。
 お忙しい中を、三浦覚氏(常務執行役員、最高渉外責任者)、久保治之氏(渉外部 上席グループリーダー)、高垣昌仁氏(渉外部 グループリーダー)のお三方が対応してくださいました。
 三浦氏のお話は、航空業界の現状に始まり、日本の空港運営が民営化によりどのように変わったか、ということなどを、わかりやすく語ってくださいました。こちらからの質問にも、丁寧に答えてくださいました。今回の新型コロナウイルスによる甚大なる影響は、サーズの時の経験があるとはいえ、想像を絶するものがあるとのことでした。しかし、明るく前向きなことばが多かったことが印象的でした。
 これまで、会社と大学において、双方の行き来はまったくなかったので、現状において一緒にできることは何かを考えていくことで、共通の認識が得られたと思います。
 私からは、一例として、AIを活用した通訳や翻訳での共同プロジェクトの提案をしました。空港は、多国籍の人々が離合集散する場所です。さまざまな言語が行き交います。そうであれば、主要言語ではない、少数の人々が使う言語ならなおさら、多くの生きた会話の用例が集まります。それが、通訳や翻訳の精度を自ずと高めていきます。
 大阪観光大学としても、立地条件に恵まれた中でのAIを活用した通訳や翻訳のテーマを設定して、壮大な試験運用ができます。願ってもない夢を実現する課題となるはずです。これについては反応を示してくださったので、こちらからの具体的なプロジェクトの内容次第では、今後は楽しいおもしろいことができるかもしれません。
 関西エアポート側から、大阪観光大学を訪問したい、ということが出ました。それまでに、さらなるアイデアを集結して、夢のある話を共に展開できるようにしたいと思います。
 お話の中に、ロシアとミャンマーの空港に関して、今後に期待している旨の発言がありました。私なりの意見は、またの機会とします。特に、ミャンマーとのことについては、今年の3月に予定されていた角田光代さんとのイベントが延期になったままなので、時間をかけてでもこのことでお話をしたいと思いました。
 帰り際に、過日放映された、藤原定家が書写した『源氏物語』の話が出ました。私としては、待ってましたとばかりにお話をしたくても、もう時間がありません。とにかく、「『源氏物語』は41種類の言語で翻訳されていますから」ということを強調して、今日のところはおいとますることとなりました。
 このコロナ禍では、なかなかゆっくりとお話をすることは難しいと思われます。しかし、夢が語れる方々であることがわかったので、「またいつか」に期待したいと思っています。
 
 
 
posted by genjiito at 21:47| Comment(0) | ■大学新生
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