「明浄学院高校で文科省のヒアリングを受ける」(http://gakutyo.sblo.jp/article/187658210.html)の後半からお読みいただけると、話の流れがスムースにつながるかと思います。
大阪観光大学の併設校である明浄学院高校では、毎年〈家隆忌〉を開催しています。藤原家隆(1158〜1237)は、鎌倉時代初期の歌人です。上賀茂神社の境内を流れるならの小川に建つ歌碑「風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける」は、『百人一首』の歌として知られています。
その家隆の功績と遺徳をしのんで、明浄学院高校では1957年から毎年、夕陽ケ丘に立つ家隆塚の前で、生徒や教職員が詠んだ和歌を献歌しています。今年が第64回です。
プリントの横に置かれた虫よけスプレーは、参加する女学生たちへの心遣いです。
これまでに何度か来ているのに、この歌碑は初めて見ました。大阪夕陽丘ライオンズクラブの支援によるものです。
今回の式次第は、以下の通りです。
一、開会の辞 二、献茶 三、献歌 四、焼香 五、祭文 六、朗詠 七、献詠 八、講話 九、閉会の辞
しっかりと袱紗を着けての献茶です。
献歌では、各学年ごとに選ばれた歌が、生徒の代表によってすべて詠み上げられました。
教職員の献歌の中に、今回の民事再生手続きに伴う再建計画をはじめとする学院運営で、主動的な立場にある中井管財人の和歌があることに気付きました(左端から2首目)。
お話によると、今年の入学式で吹奏楽部の演奏を聴いての思いを歌ったものであり、初めて作りました、とのことです。生徒たちを励ますお話も、混乱する今の高校の状況に触れながら、わかりやすい心の籠もった内容でした。お話の巧さに感心しながら拝聴しました。
なお、私の出身高校である夕陽丘高校は、このすぐ近くにあります。この辺りは、テニス部のキャプテンをしていたこともあり、基礎練と言って部員を引き連れて坂道を走り回った場所です。不思議な縁を感じています。
家隆塚は、地下鉄谷町線の四天王寺前夕陽ケ丘駅から徒歩3分のところにあります。ぜひ一度足を留めてください。
今日も、疲れを感じる暇もないほどの、充実した一日でした。
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