2020年04月25日

京洛逍遥(618)点字ブロックと岩倉川に沿う八重桜やカレーのこと

 地下鉄烏丸線の北山駅から国際会館駅までの2駅を、電車で移動しました。散策のつもりで出かけたはずです。しかし、少し距離がありそうなので、途中から気が変わって電車にしたのです。不要不急の外出だとお叱りを受けそうです。それでも予想通り、各車輌には一人いるかいないかでした。新型コロナウイルスの感染予防のため、外出自粛は徹底しています。

 国際会館駅の改札から地上までの通路は、こんな通行区分になっていました。

200425_tenjibrock.jpg

 おそらく、視覚障害者のための黄色い点字ブロックを最優先にしたための区分けなのでしょう。それにしても、写真右側の改札口に向かう通路の狭いこと。一人分の肩幅しかないので、前の方がゆっくりと歩いておられると、後ろから来る方は追い越すこともできず、ストレスが溜まることでしょう。地上に行く通路は、その升目を見ればわかるように、3倍の広さがあります。高齢化社会となり、スローな人たちが社会を構成することに、まだ思いが及ばない頃に作られた通路なのでしょう。これでは、スローライフに対応できなので、心地よい社会にはならないことでしょう。
 極端な左通行のシフトなので、その意図を考えました。国立の施設である国際会館があるからでしょうか。車イスのことを考えての配慮なのでしょうか。そうだとしても、これはやりすぎだと思います。
 私は、点字ブロックは過剰に日本中の道や通路に敷き詰められている、と思っています。すでに、「点字ブロックは本当に視覚障害者のための物でしょうか」(2018年10月22日)という記事を書き、その後も折々にこのことを問題にしています。私のこの記事に、目が見えない方々からは理解を示していただいています。批判的なのは、かえって目が見える方々です。点字による案内などの問題点は、またいつかにします。

 さて、地上に出ると、右手に比叡山が大きく迫っています。

200425_hiei.jpg

これからは、この山肌の色彩が多彩に変化します。私の部屋からも、この時期になると比叡山から東山に向けて拡がる緑の屏風が、刻々と移り変わっていき、初夏独特の新緑のグラデーションが楽しめます。

 岩倉川の散策路には、八重桜がまだすこしだけ残っていました。

200425_iwakuragawa.jpg

200425_yae2.jpg

 昨日までの数日は、寒さに震えていました。そして今日は、ポカポカといい陽気となりました。
 自粛のために、食事をするお店はすべて閉まっています。コンビニでお弁当を買って、公園で食べようと思いながらブラブラしていると、唯一、インド料理のお店が開いているのに出くわしたのです。お客さんは誰もいません。ご主人に話を伺うと、ネパールから来た方でした。デリーの話などをしました。
 ほうれん草とパニールのマサラ料理をいただきました。ただし、パニールではなくて、とろけるチーズを入れたものでしたが。アツアツの焼き立てのナンによく合う味です。私のために、甘い味にしていただきました。
 日本では、パニールになかなか出会えません。東京の越中島にいた時には、門前仲町のインド料理屋さんがリクエストに応じてパニールを使った料理を出してくださいました。インド料理は、京都よりも東京が多いようです。しかし、京都でもがんばっておられます。「読書雑記(80)続木義也『カレーの海で泳ぎたい』」(2013年09月26日)は、お薦めの一冊です。
 
 
 
posted by genjiito at 20:49| Comment(0) | ◎京洛逍遥
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。