会場は、平安京の北の基点となった船岡山のすぐ南にある、登録有形文化財に指定されている「紫風庵」です。その「紫風庵」で、ハーバード本「須磨」巻を読むと共に、「紫風庵」所蔵で江戸時代に描かれた三十六歌仙の絵と和歌を読んでいます。平仮名は変体仮名を再確認しながら、書かれた文字を忠実に読んでいきます。
江戸時代に描かれた三十六歌仙については、その絵が貼られた襖がある部屋で、しかも間近に見ながら、一文字ずつを解読していきます。
「紫風庵」に所蔵されている「三十六歌仙」の詳しいことは、「京洛逍遥(538)登録有形文化財「紫風庵」の三十六歌仙絵」(2019年04月13日)をご覧ください。
前回の活動の記録は、「紫風庵で三十六歌仙と源氏物語の変体仮名を読む(第8回)」(2020年01月25日)に詳しく書いています。
今回は、南側右第2領の襖絵(小大君、藤原仲文、大中臣能宣朝臣)の3歌人を読みます。
1年かけて、この三十六歌仙に取り組んでいます。ぜひこの機会に、生きた古典と接する得難い体験の場としてください。初心者を意識して、丁寧に変体仮名を読むコツなどを説明します。
前々回から全盲の方も、あらかじめ作成した立体コピーを指でなぞりながら、果敢に触読の挑戦をなさっています。その様子は、「「紫風庵」での触読に関する報告(その2)」(2020年01月27日)をご覧ください。上記新聞記事の末尾には、今回から「視覚障害者可」と記しています。「紫風庵」のすぐそばには、京都府立盲学校と京都ライトハウスがあります。目の見えない方でも、変体仮名が一緒に読めるように手ほどきもしています。お知り合いで、昔の仮名文字を読んでみたいという方がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。ご説明いたします。
この勉強会に参加を希望される方は、このブログのコメント欄をご利用ください。折り返し、説明の返信を差し上げます。
なお、この学習会は、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉が主催する企画です。小規模ながら、地道に気長に活動を続けています。
『源氏物語』ともども、「三十六歌仙」という古典文学作品を生で鑑賞し、そこに書かれた文字を忠実に翻字していくことに興味をお持ちの方の参加をお待ちしています。
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