2020年02月08日

盛会だった第13回の科研研究会「海外における平安文学」

 研究会に先立ち、本日の参加者の中で翻訳本の資料などを見たい方々のために、私の研究室にある書籍を見ていただきました。引き続き午後1時半から、大阪大学箕面キャンパスにある外国学図書館で書庫の見学を行いました。各国の新聞や雑誌の貴重な資料や、翻訳本の書架などを見ていだきました。

 2時からは、場所を日本語日本文化教育センターに移して、研究会を開きました。

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 今回は、フィットレル・アーロン先生の研究会(日本学術振興会外国人特別研究員P19302「古典和歌の翻訳、および和歌と西洋詩の比較研究」)との合同開催です。
 まずは、自己紹介からです。大阪大学に所属を移して最初の研究会なので、参会のみなさまはほとんどが初めての方々です。少し緊張気味に始まりました。

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 プログラムは以下の通りです。

(1)研究発表 緑川眞知子先生/「Transcreation(翻訳創造)としてのウェイリー訳―原典とadaptationの間をみつめる―」

(2)研究発表 常田槙子先生/「20世紀初頭のフランスにおける『枕草子』受容」

(3)研究発表 フィットレル・アーロン先生/ 「『万葉集』のドイツ語訳における序詞の受容―同音類音反復式の序詞を中心に―」

(4)研究報告 飯塚ひろみ先生/「百人一首のフランス語訳についての考察と翻訳実践」

(5)研究報告 伊藤鉄也先生、須藤圭先生/「中国での国際シンポジウムを終えて」

(6)共同討議 「平安文学を翻訳すること」(参会者全員)


 それぞれの発表内容は、明日に譲ります。

 今日は、タイムキーパーを置いたこともあり、時間通りに進みました。こんなことは、滅多にないことです。みなさまの運営への協力に感謝しています。

 共同討議は、本日のゲストでもある吉海直人さんから発言してもらいました。それに続いて、いろいろと発表の核心に触れる質問があり、充実した質疑応答が展開しました。30分という時間は短かすぎました。
 すべてが終わってからは、千里中央駅に移動して、懇親会でまた翻訳についての話題で盛り上がりました。
 本日、多彩な問題提起がなされた稔り多い研究会となったことは、ひとえに参加者の皆様のご協力とご理解があってのことです。寒い中、また遠路遥々ありがとうございました。
 次回は、6月に開催する予定です。また、お集まりくださることを、楽しみにお待ちしています。
 
 
 
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ■科研研究
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