2019年12月28日

京ことばと津軽弁による語りの競演

 山下智子さんの「源氏語り」と、中村雅子さんの「大宰語り」が楽しめるイベントの紹介です。「京おんな」と「津軽おなご」の語りの競演が実現したのです。
 いただいたパンフレットには、《京ことばで聞く「はんなり」源氏物語》ということばと、《津軽弁がかもす大宰の「ユーモア」》というフレーズが並んでいます。女房語りの山下智子さんが、新たに太宰治の語り手である中村雅子さんと、コラボレーションを展開されるのです。

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 私は、目が見えない方々とのお付き合いが広がる中で、耳でことばを聞いて理解することや、音を聞き分けて楽しむことを再認識するようになりました。完全に目に頼った生活をしているので、聞くことに鈍感になっていました。『源氏物語』の勉強をしながら、それが《語り》であったことを忘れていました。山下さんから、女房語りというものを通して、多くのことに気付かされてきました。そして、今回のイベントの意義を再認識しています。日本の文化が、掘り起こされるのです。

 山下さんからいただいた連絡には、次のようにあります。

 私と同じくふるさとの言葉で朗読をなさっている青森出身の中村雅子さんとの二人の会、紫式部 VS 太宰治 「京おんな」と「津軽おなご」語りの競演 が実現致します。

 私は相も変わらぬ京ことば源氏物語ですが、対する中村雅子さんは太宰治の『津軽』。
 きっと皆様のお耳に新鮮に響くことと思います。
 一部は序の舞として短いそれぞれの朗読とトークタイム。福島放送のアナウンサーでもあった中村さんの進行で、方言についてのあれこれを語り合います。
 第二部には第五帖の「若紫」をダイジェストでお聞き戴きます。若き源氏の君が最愛の人 紫上(10歳!)を北山で発見、そして父帝の后藤壺に密通し不義のご懐妊・・・という運命の物語です。
 『津軽』は太宰治が生まれ故郷を旅し、自身を再確認してゆく物語、津軽弁を話す故郷の人びとのあたたかさが聞きどころです。

 京王線 調布駅から数分の、たづくり映像シアターにて、1月29日(水) 2時開演です。
 終演後には自由参加の茶話会もございます。
 ご予約制 2500円です。
 詳細、お申し込みフォームはこちらです
https://www.genji-kyokotoba.jp/2020年スケジュール/1-2月/
 このページは1,2月の予定で、この中程に出て参ります。


 残念ながら、この日も私は所用があって残念ながら行けません。
 一人でも多くの方々が、この新しい試みを追体験されることをお勧めします。
 
 
 
posted by genjiito at 22:02| Comment(0) | ◎源氏物語
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