2019年12月22日

学術フォーラムの2日目は伊藤科研のメンバーで

 第2日は、会場を北門近くの第7教学楼に移して行なわれました。

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 校舎にはいってすぐ視界に入ったのは、顔認証システムの自動販売機です。最先端を行っています。

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 分科会は、朝の8時半からです。18室にわかれて、同時進行での開催です。
 私は李先生と一緒に第一専家分科会の主宰者となり、この「日本古典文学」のパートを進行する役となりました。
 プログラムは、次のようになっています。

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 まず、伊藤科研の研究協力者である須藤圭さんから。

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 続いて、小川陽子さん。

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 そして、今回は代読での参加となったスペインのレベッカ・クレメンツさんについては、小川さんが託された原稿を代読し、補足資料などはスクリーンに映写して発表がなされました。

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 庄婕淳さんは、この広州の地での発表にふさわしい、2種類の中国語訳『源氏物語』についてです。

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 以上、伊藤科研の研究協力者である4名が研究発表をした後は、中国側から2名の発表がありました。呂天雯さんと鄭寅瓏さんです。鄭さんは、最初は中国語で発表するはずだったそうです。しかし、日本人が多いので急遽日本語での発表にする、とのことでした。ご配慮に感謝します。
 発表を受けてのディスカッションは、時間が足りなくなり制限せざるを得なくなりました。
 そこで私から一点、小川さんから提案がなされた翻訳における「注」について、少し意見を出し合いました。
 今回は、一人15分という厳しい制限時間ということもあり、みなさん意を尽くせなかったにちがいありません。後日、『海外平安文学研究ジャーナル《中国編》』に報告書としてまとめてウェブ上に公開します。これは電子ジャーナルなので、海外も含めて広く読んでいただけるような方策を講じます。しばらく、お待ちください。
 今回の国際集会は、スケジュールが非常に混み合っています。大急ぎで、昨日の国際会議ホールに戻り、最後のイベントである記念講演会に駆けつけました。発表者とタイトルは、以下の通りです。

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 東京外国語大学の岡田昭人先生は、「グローバル時代を生き抜く力」と題する講演でした。
 小・中・高の学習指導要領の改訂に伴う教育内容の検討がなされました。昨夜の晩餐会で、私は岡田先生に、高校国語科の先生方の国語を指導する力量に関して、実態調査の必要性を感じていることをお話しました。講演の中で、昨夜お話したことに触れてくださいました。「文学国語」と「論理国語」の問題を考える時に、指導にあたる教員の実態も知った上で、この指導要領が抱える問題を考えていくべきだと思っています。岡田先生は、このことに耳を傾けてくださったのです。
 次に、北京外国語大学の徐一平先生は、ご自身が学生時代からの懸案であった「日本語名詞畳語の特殊性について」の考察でした。ウイットに富んだお話で、説得力のある講演でした。徐先生も、お話のなかで私のことを例にして巧みに話を展開しておられました。
 最後は、広東外語外貿大学の陳多友先生です。

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 映写されたスライドの中に、「文学教学的一个対論」とありました。この「个」についてお聞きしようと思いながら、聞かずじまいになりました。いつか、お尋ねしようと思っています。
 2日間にわたって開催された国際シンポジウムも、これで無事に終わりました。
 関係者のみなさま、さまざまな配慮とご協力をいただき、ありがとうございました。
 参会のみなさまと一緒に昼食をいただいた後は、広州の散策に出かけました。
 
 
 
posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | ◎国際交流
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