2019年11月14日

【復元】便利さに潜む「失うもの」が気掛かりです

 最近、デジタル機器の発展により、さまざまな分野で時代が変わっていることを実感しています。その中でも、通信環境が特に気になっています。
 私にとっては、1995年がパソコンと通信が連携した新しいスタートの年でした。そして今、2020年が、また新たな変革の年となるように思っています。
 そうした中で右往左往する個人史の一端を、こうして記録として残しています。
 読めなくなっていた記事を復元できたので、13年以上も前の話ながら、あらためてアップしておきます。
 
(※以下の記事は、平成19年3月に消失したブログの復元です。)
 
 
********************** 以下、復元掲載 **********************
 
2006年2月8日公開分
 
 
副題「欠陥商品報告 第3弾 欠陥モデムのこと」

 今日のハードディスクの欠陥トラブルの前に、昨日もパソコン関連機器にまつわるトラブルの対処をしましたので、その報告を簡単に記します。

 私は、3種類のパソコンによるネットワーク環境を有効に利用しています。職場以外では、奈良の自宅は近鉄ケーブルネットワークを、横浜の宿舎ではヤフーBBを使っているのです。その内の、ヤフーBBが、このところ不調だったのです。そして、それも、パソコンのスリープに関係するものでした。

 パソコンがスリープ状態になり、それを解除してパソコンを使い出すと、その途端にネットワークにつながらなくなるのです。いろいろな対処を試みました。その結果、パソコンを再起動するのが、一番確実な再接続の方法でした。しかし、これではあまりにも不便です。ヤフーBBの問い合わせ窓口に連絡をし、状況を説明したところ、話の分かる人が担当だったせいか、すぐにモデムを交換するとのことでした。迅速な対応をしてもらえたので、ルーター機能付きの新しいモデムは、スリープのいかんにかかわらず、快適にネットにつなげてくれます。当たり前のように利用していたものがそうでなくなると、その不便さがかえってそれまでの恵まれた環境の恩恵に感謝するようになります。おもしろいものです。

 これまで使用していたレンタルモデムを返却する明確な指示がなかったので、こちらから改めて連絡をして、これまで使用していたモデムはどうするのかを聞いたところ、宅配便で返却してくれとのことでした。不便な思いをした私が返却の送料を支払うのはおかしいのでは、とねばると、上司に相談された結果、着払いでいいとのことだったので、昨日返送しました。

 そして気づいたのですが、社名が変わったのですね。ソフトバンクBBとなっていました。知りませんでした。ヤフーBBスタジアムは神戸にあり、ソフトバンクは福岡に球場がありますよね。どうなっているのかは知りませんが、IT産業も再編が急激で、大変なのですね。

 1982年に発売されたばかりのPC-9801を使い始めた頃は、電話回線を使って、相手のパソコンと直結でファイルを送受信していました。
 まもなく、明治乳業の配送ネットワークを利用したマスターネットに加入し、300ボーという今では想像を絶する遅い通信をしていました。海外へ行った時には、音響カプラというものを受話器に吸い付かせて、ピーヒョロロという音を聞き分けながら、日本へメールを送る通信をしていました。
 それが、1995年からは、インターネットが利用できるようになりました。その少し前に京都大学へ行き、ネットスケープの前身であるモザイクによるブラウジングを見せてもらい、新しい息吹を感動して見守ったものです。それが、今では至極あたりまえのようにして、高速のネットワーキングを堪能できる時代となったのです。そして、メールも過去のものとなる状況です。

 ますます便利になる通信環境に、個人のコミュニケーションの多彩な深化に、目を瞠る思いです。コンピュータにおける草分けと言われている私も、新たな時代の変化に、どうにかついて行っている状態です。際限のないデジタル化の進歩に、必死でしがみつくことになりそうな気配です。いやはや、大変な時代ですが、便利になるとともに失うものが何かをしっかりと見極めながら、慎重に新しい道具と手段を選択して行きたいと思っています。
 
********************** 以上、復元掲載 **********************
 
 
 
posted by genjiito at 19:30| Comment(0) | ◎情報社会
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