2019年11月10日

色付き出した平群でお茶のお稽古

 賀茂川は次第に秋の色になってきています。北大路橋から北山を望むと、左岸(写真右)の半木の道が色付いています。今週末には見頃になりそうです。

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 お茶のお稽古のために、大和平群に行きました。龍田川も、少しづつ木々の葉の色が変わりつつあります。

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 先月、坂道の途中にあった建物が取り壊しになろうとしていたので、写真に収めておきました。

「颱風一過の賀茂川と龍田川がいつもの景色に戻るとき」(2019年10月13日)

 それが、今日は跡形もなくなっていて驚きました。根こそぎ解体までとは、思っていなかったからです。さて、今後ここはどうなるのでしょうか。

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 今日のお稽古は、炉に変わったので初心に返って濃茶のお稽古をしました。ところが、お茶入れのお仕覆の紐を結ぶところから、先生の手を煩わせました。
 私は、紐を結ぶことが苦手です。小学校へ入学する前に、先生と親子で面談をすることがありました。いろいろと質問に答えた後、風呂敷が目の前に広げられ、蝶々結びをさせられました。しかし、まったく結べなかったために、固結びをして終わったことを今でも鮮明に覚えています。母親には、私が何か問題を抱えていないかと、心配させたようです。
 いまだに、紐はダメです。靴の紐も、縦結びになるのです。
 そんな私に、先生は根気強くお茶入れのお仕覆の紐の結び方を丁寧に教えてくださいます。普通に結べばいい、と言われると、余計に普通というのがわからなくなります。何とかわかったものの、この次が心配です。
 帛紗が、また裏返っていました。手品のように、いつも途中でおかしくなります。これも、丁寧に教えていただきました。他のお弟子さんには、こんなことで時間を取って申し訳ないことです。しかし、とにかくうまくいかないので、また先生の手を煩わせます。これまでにも、何度もこんなことがあったので、家で練習をするしかありません。

 何でもないことが何でもなくなった時には、どうしていいのか本当に困ります。生きていく上で、大問題ではないものの、これは加齢のせいにはできない、自分が持っている習性に関わることのようです。これを機会に、心して矯正を心がけたいと、強く思うようになりました。
 お点前を続けていくうちに、これまでにやったはずの手順がほとんど初体験のようにしか思えません。これは、一体何なのでしょうか。
 とにかく終わりました。その後、「流し点」という、親しい方との場合を想定してのお稽古がありました。お客様に正面を向いて点てるのです。水指の位置からして違います。これも、私は去年一度教わっているそうです。しかし、当の本人はまったく覚えていません。不思議なことです。一緒にお稽古をしている方からは、私がこれは家で仲間にお茶を点てるのにいい、と言っていたと聞くと、なおさら自分の記憶の危うさを感じます。

 お茶のお稽古をしていると、こんな不思議体験が付きまといます。お稽古をなさっているみなさんは、こんなことはないのでしょうか。
 こんなことがあるから、ますますやめられません。変な言い方ながら、まさに自分を見つめる時間です。

 帰りに、「大和平群かんぽの湯」へ足を向け、温泉で身体を温めることにしました。今春、露天風呂が新装なってからは、これまで以上に心地よくリフレッシュできる場となりました。平群行きが楽しみの一つになっています。
 
 
 
posted by genjiito at 21:21| Comment(0) | *身辺雑記
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