2019年10月03日

珈琲焙煎工房 Hug で豆の選別と焙煎を体験

 阪急宝塚線の山本駅北口からすぐ西にある、「珈琲焙煎工房 Hug」へ行ってきました。我が家だけでなく、阪大箕面キャンパスの研究室で飲むコーヒーも、この「Hug」からいただくコーヒー豆で淹れています。

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 高次脳機能障害者サポートネット/就労継続支援事業B型の「珈琲焙煎工房 Hug」では、障害のある人たちが珈琲豆の選別・焙煎・包装・販売などに携わることを通して、就労の場となるように支援活動をしておられます。今年で5年目となる、地道な活動が続けられています。

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 その「Hug」で、焙煎の体験などをして来ました。

 焙煎されるところまでの行程を図解したものをあげます。写真をクリックすると、精彩な画像となります。

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 まず、丁寧にコーヒー豆の選別(ハンドピック)がなされます。一次選別と二次選別があり、豆を焙煎する前に2度も豆のコンディションのチェックがなされるのです。豆に、カビ・割れ・未成熟・虫食いなどがあると、焙煎の結果に影響します。日本に船で運ばれてくる間に、豆が悪くなるとのことでした。味と香りを変える原因になる豆は、全体の2割くらいあり、そうした豆は最初の段階で丹念に調べて取り除くのです。この工程が、おいしいコーヒーを飲む上で、一番の勝負どころのようです。

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 焙煎を実際に体験しました。
 生豆を焙煎機の上から入れて、つまみを引き上げて中に落とします。1回に1,000グラムの豆を焙煎すると、800グラム強ができるそうです。

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 火力を調整しながら、豆の様子を見ます。色がしだいに黒ずんでくるのがわかります。

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 2度爆ぜる音を聞くと、火を止めます。そして焙煎を終えた豆を、手前のボールに移し、攪拌して冷まします。

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 15秒間掻き回して冷ますと、香りのいい豆になります。
 25秒間掻き回して冷ますと、コクのある豆となります。
 私はいつも、香りのいい豆をいただいています。だいたい4分ほど冷ますことになります。この冷ます時間の違いによって、「コクのブレンド」と「香りのブレンド」の2種類のオリジナル珈琲ができるのです。
 焙煎が終わった豆は、また丁寧に目で確認されます。雑味がない豆にするためには、この最後の点検が欠かせないのです。1,000グラム焼いても、数粒しか悪い豆はないとのことでした。

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 今回の焙煎に関する記録シートがあります。ブログに掲載してもいいとのことなので、貴重なデータを一緒にご覧ください。焙煎機に取り付けられている「庫内温度」と「豆温度」を常に監視しながら、15分で「焙煎指数」が「 1,20 」となるプロの仕事を拝見したことになります。

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 この豆を大きなコーヒーミルで粉にしたものは、丁寧にドリップパックなどに詰められます。

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 私は、焙煎した豆のままをいただきました。

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 昨秋、私の誕生日に作ってくださったオーダードリップパックを、再度作ってくださいました。

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 こうしたオーダー商品を、冠婚葬祭はもとより、学会のお土産の一つにしておられたサンプルを見ました。いろいろなイベントで活用できそうで、楽しくなります。

 コーヒー豆が丁寧に扱われている所を見たので、明日からまた、このコーヒーを楽しく美味しくいただけます。

 スタッフのみなさま、お仕事中に長時間のお話をありがとうございました。作業中のみなさま、そして作業の手を休めながらも詳しく説明をしてくださった方にも、お礼を申し上げます。おじゃましました。香り高い、コクの深いコーヒーを、これからも提供し続けてください。

 「珈琲焙煎工房 Hug」の日頃の活動の様子は、「珈琲焙煎工房Hugブログ」で見られます。楽しい報告が満載です。
 
 
 
posted by genjiito at 20:52| Comment(2) | *美味礼賛
この記事へのコメント
昨日はお越しいただきありがとうございました。

メンバーさんたちの作業の様子をみていただいたり、
実際に焙煎をしていただいたり、
楽しんでいただけたことがわかりうれしく思いました。

日頃から、高次脳機能障害のこと、
私たちの活動を広く知っていただきたいと思っています。
このように丁寧にブログを書いていただき、ありがとうございます。


今後ともどうぞよろしくお願いします。
Posted by 珈琲焙煎工房Hug at 2019年10月04日 09:19
珈琲焙煎工房 Hug のみなさま

お忙しい中を、こちらこそお世話になり、ありがとうございました。
実際に自分で体験すると、一杯のコーヒーにも愛着が沸きます。
ますますの活躍をお祈りしています。
Posted by genjiito at 2019年10月04日 09:44
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