2019年08月17日

京洛逍遥(571)京都十二薬師霊場(3-11)「西光寺」

 京都十二薬師霊場の第11番札所「西光寺」は、寅薬師として知られています。新京極通の中でも一番賑わうど真ん中にあります。ただし、お寺の入り口がわかりにくいので、知っている人しか訪れないと思われます。

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 これまで、何度もこの前は通りかかっているのに、ここが寅薬師だったとは、今日まで知りませんでした。

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 門を潜って中に入ると、すぐ左にアルミサッシ越しに落ち着いた本堂が見えます。来訪のボタンを押し、住職さんに勧められるままに靴を脱いで本堂に上がりました。住職さんは、ご丁寧にも寅薬師さんの前にロウソクを灯し、ごゆっくりお参り下さいとおっしゃいます。薬師の左右には観音菩薩と十二神将像がおられます。商店街に埋もれていた入口の様子と本堂の中の仏様が居並ぶ様子のギャップに、突然タイムスリップしたかのようで驚かされました。

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 「京都十二薬師霊場会」のホームページから略説を引きます。

寅薬師(とらやくし)
 帝の勅命を受け弘法大師が一刀三礼謹刻され、寅の日、寅の刻に成就されたため寅薬師と称される。
 宮中に奉安され歴代天皇の信仰を受けたが、弘安年間に後宇多天皇よりこの尊像を下賜された傳慶法印が民衆の幸福を祈る場として御倉堂を建立したのが当寺の創建とされる。
 以来、広く民衆の開運厄除、無病息災、及び寅年の守護仏として親しまれている。

<宗旨> 浄土宗西山深草派 <開山・開基> 寶照院傳慶法印 弘安5年(1282年)

御詠歌
あさぼらけ 寅の頭に ゆめさめて
  るりのひかりを みるぞうれしき



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posted by genjiito at 20:24| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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