2019年08月15日

読書雑記(265)うおやま『ヤンキー君と白杖ガール 2』

 『ヤンキー君と白杖ガール 2』(うおやま、小学館、2019.6)を読みました。

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 第1巻を読んだ後、「紹介すべき言葉に窮しています。何と言っていいのか、困っています。」と書きました。そして、この第2巻、…………まだ、ウーンです。
 点字ブロックについて、その大切さが強調されています。しかし、私の知り合いで目が見えない方の多くは、あんなに膨大な枚数を敷き詰めなくてもいい、とおっしゃいます。交差点や曲がり角などのポイントだけでも大丈夫だと。いろいろな意見があるかと思います。点字ブロックの是非に関しては、この漫画の中には言及がありません。また、音によるサポートについても、描かれていません。
 トイレの中で水を流すボタンの話は、これまでに思っても見なかった問題点の指摘でした。立場が変わると、確かに大きな問題なのです。レバー、ボタン、タッチパネル、センサーなどと、水洗トイレの仕掛けが実に多彩になりました。これは、トイレのハードウェアとしての装備をうまく整理して統一しないと、目が見えない方たちは一人でトイレに行けないことになります。行き先ごとに水を流す方法が違うのは、混乱の元です。これは、海外からの観光客の方々にも関係します。
 同性愛の問題が、少数派と多数派の関係で説明されています。今後、この問題がどのように扱われていくのか、注目していきたいと思います。
 第2巻を読み終わり、まだ主人公の乱暴な言葉遣いに馴染めません。作品中の日本語は、私の感覚で言うと、相当乱れています。若者たちはこんな感じだ、と言われると反論したくなります。日常生活での行動や態度も、投げやりで粗忽に見えます。これも、私が旧世代だからということで片付けてほしくないものです。漫画の読み方、というよりも、社会の中での行動と言葉によるコミュニケーションを、どのように描写するか、という問題なのでしょう。
 弱視の少女の恋愛話がこれからどう展開していくのか、大いに気になるので、引き続き読んでいこうと思います。
 まだ、作者の意図するところが見えません。とりあえずは、次巻を待つことにします。【2】
 
 
 
posted by genjiito at 20:00| Comment(0) | ■読書雑記
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