2019年05月16日

京洛逍遥(553)業平歌パネルをあしらった空き缶入れがなくなりました

 烏丸御池の交差点から東に少し歩き、間之町通との角に、「在原業平邸跡」という石柱が建っています。

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 久しぶりに立ち寄ったのは、この石柱を見るためではなくて、自動販売機のパネルに業平の和歌が折々に嵌め込まれているからです。ところが、今日はその自販機の横に業平歌がないのです。

 この前この自販機を撮影したのは、2年半ほど前の秋でした。

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「京洛逍遥(425)京大病院で検査と診察」(2016年11月28日)

 さらには、その1年半前の春にも写真に収めていました。

「京洛逍遥(348)京大病院の帰路に御所でお花見」(2015年03月30日)

 その前年の2014年初夏5月の写真もあります。

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「京洛逍遥(320)在原業平邸址碑と自動販売機のパネル」(2014年05月20日)

 この業平歌をパネルに使った空き缶入れは、いつから廃止・撤去されたのでしょうか。

 先月の連休前4月25日に、保険の手続きがあったので地下鉄烏丸御池駅の上にあるハローワーク西陣へ行きました。あの時は説明を聞くのに時間がかかったので、この石碑を見に行く余裕はありませんでした。今日は、その後の手続きに来たので、早々に終わってから、業平歌の何が掲示されているのかを確認するために立ち寄ったのです。たかが空き缶入れとはいえ、自販機の横にこうした意匠のパネルが張り出されているところに、千年以上の文化が根付いているのです。どこのどなたの判断によって撤去されたのかはわかりません。過去と今をつなぐ一つの文化が消え去ったことは、非常に残念なことです。

 ブラブラと歩いて河原町三条まで行きました。京洛は、お店の入れ替わりが激しい街です。歩くたびに、新しいお店が開店しています。古くからの老舗と、新陳代謝を繰り返す未来志向のお店が混在しているのです。その最たるものが、喫茶店とパン屋(ケーキ屋)さんでしょう。そして、私はその次に文房具屋さんがあると思っています。
 御池通から南に下がって三条通までの短い通りながら、寺町専門店会商店街はユニークなお店が並んでいます。通りに入るとすぐに本能寺があるので、間違えることはありません。

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 その中のでも、『田丸印房 寺町店』は、創業100年という、京都では新しいとはいえ、なかなか楽しいハンコ屋さんです。

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 今日は、オリジナルスタンプ(京うふふスタンプ)を始めとして、和風の図柄を中心にして3000種類以上の品揃えの中から、こんな2つをいただきました。

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 そのすぐ下ったところにあるもう一店。それは、ちょうど1年前の2018年6月15日にオープンした文具店「TAG 寺町三条店」です。このお店は、京都に7店舗、東京に2店舗、などと全12店舗を展開しているので、ご存知の方も多いことでしょう。

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 今日は、万年筆のインクで気に入ったものがありました。私は悪筆にもかかわらず、万年筆は大事にしています。愛用のものは、パイロットのノック式キャップレスです。これまではスペアーインクを使っていました。しかし、今日はお店でさまざまな色のインクを見ていて、パイロットの「紫式部」という名前のものが気になりました。書いてみると、なかなかいい色なのです。ただし、現品は品切れとのことだったので、別の店から取り寄せていただくことになりました。この色については、また後日、受け取ってからにします。
 このお店のオリジナルインクシリーズの中で、「京の音」というものがあります。文具店 TAG と京都草木染研究所とのコラボレーションで生まれたボトルインクです。その中にあった「苔色」が気に入りました。どの万年筆にこの色のインクを入れるかを決めてから、またいただきに行こうと思っています。
 
 
 
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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