2019年03月28日

京洛逍遥(533)京都御苑の桜と京都観光神社

 下立売御門から入って真っ直ぐ東に進んだ左手に、出水の枝垂れ桜が見えてきます。これは、早咲きの枝垂れ桜として有名で、本格的な桜のシーズンが到来したことを告げるものです。今日は、昨日の開花宣言を受けて、どうだと言わんばかりに、みごとな咲きっぷりを見せています。

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 昨日今日と天皇皇后両陛下が京都にお帰りになっていることもあり、お泊まりになる京都御所周辺は厳重な警備が敷かれていました。昨日は両陛下がこの北に咲く近衛邸の枝垂れ桜をご覧になり、そのニュースが流れたこともあってか、この京都御苑の桜には多くの人が集っています。

 京都御苑の南に宗像神社があります。

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 この地はもと小一条殿(文徳天皇皇后明子の里、藤原忠平の邸宅)といい、清和天皇ご誕生の地でもあります。明治維新までは花山院家の邸宅となっていた跡だそうです。
 この境内には、琴平神社・繁栄稲荷社・少将井神社・京都観光神社・花山稲荷大明神がありました。特に「京都観光神社」という社名は初めて見たので、興味を持ちました。横にあった由緒書きの石碑を読んで、その命名に納得しました。簡潔に記すと、昭和44年(1969年)11月1日に、観光業者によって道案内の神である猿田彦大神を勧請創祀したものだ、ということです。

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 また、一本の老木は、御所の紫宸殿の左近の桜を拝領したものだとのこと。

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 いろいろな逸話が詰まった神社でした。初めて境内に入り、あまり人の立ち寄らない神社をじっくりと拝観することができました。街歩きの楽しさは、こうして意外な場所と出会えることにあります。
 
 
 
posted by genjiito at 23:07| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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