2019年03月27日

バスの停車ボタンを頻繁に押す乗客

 市バスの車内でのことです。
 私の前の席に座っておられた60歳代と思われる男性が、バス停を発車するやいなや、車内の至る所に取り付けられている「とまります」のボタンを押されました。乗降ドアが閉まり、発車し、次の停留所の車内放送が始まる直前です。

190327_buton.jpg

 それが、各バス停ごとに、停車してから発車するたびに、規則正しいタイミングでサッとボタンを押されるのです。反射神経はいいようです。楽しそうです。ご自分は降りる気は毛頭ないのです。どう見ても遊んでおられます。
 たまたま乗り合わせた乗客の一人として、こんな時にはどうしたらいいのでしょうか?
 かと思うと、急に次に留まるバス停の名前を大声で叫ばれます。
 運転手さんは若いながらも、この奇矯な振る舞いを十分に承知の様子です。降車のボタンが押されているので、バス停に着くとバスを止め、しばらく車内の様子を確認してから発車されます。誰も降りないことの繰り返しでも、淡々と「とまります」のボタンが押されているのですから、きっちりとバス停でバスを止め、そしてまた発車を繰り返しておられました。「お降りの方はいらっしゃいませんか?」とおっしゃることもありません。
 良く言えば職務に忠実です。しかし、これでいいのだろうか、このボタン押しゲームはいつまで続くのだろうか、私は何かすべきなのだろうか、などなど、その挙動不審の方の真後ろにいただけに、しばし考えてしまいました。
 バス会社内でも有名なお客さんなのでしょう。運転手さんは、私が降りるバス停までの20分間、実直に運転をなさっていました。停留所名などの復唱をはじめとする車内アナウンスは、落ち着いた態度で放送なさっています。それはそれで立派だと思いました。
 このボタン押し遊びは、バスの円滑な運行の妨害行為です。バス会社としては、何か対処方法をお持ちのはずです。何があっても、乗客が降りる意思を示している以上は、そのことを受け止めて法令を遵守して運転する、というルールがあるのかもしれません。
 無責任ながらも、とにかくいろいろなことを考えてしまいました。そして、自らあえてトラブルを引き起こさないように、声掛けや言いたいことをじっと我慢して、我が身を守りました。目の前の方は、このボタン押しの行為が常態化しているのでしょう。リズミカルで手慣れた身のこなしです。何か言ったところで、解決に結びつくとは思えません。しかし、今も、何か、すっきりしません。
 
 
 
posted by genjiito at 23:46| Comment(0) | *身辺雑記
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