2018年12月22日

[町家 de 源氏](第15回)(書写者が途中で変わること)

 「be京都」でハーバード大学本『源氏物語 須磨』を読む勉強会は、今日で15回目となりました。

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 今日は、9丁表6行目「あ可【月】の」からです。
 少し読み始めてから、「【思】日」の「日」の文字の形が不自然であることに気付きました。そう言えば、「い徒と・那く」の「と」も、「を」にしか見えません。その内に、このあたりは書写者がそれまでと違うのではないか、という話の流れとなりました。
 書き続ける中で、途中で書写者が交代することは、これまでにも確認しています。
 それからは、この「須磨」の前後の丁の文字の書き様を見ていきました。すると、ここもそれまでとは違う、ここからはまた違う、というように、いろいろと書き手の文字の書風や雰囲気が異なることが気になり出しました。
 18丁と19丁は、特にその違いが顕著です。
 この現象は、もっと調べてみようということで、その確認に終始しました。
 今日のところでは、結論らしきものは出ないものの、何人かの人がこの「須磨」を写しているのではないか、という疑念は確信に近いものとなりました。
 こんな問題意識をもって、次回から読み進めていくことにしました。
 ということで、今日は4行ほど、9丁表の最終行までを見たことになります。

 新年の次回以降は、以下の日程で開催します。

 第16回 1月20日(日)10時〜12時まで
 第17回 2月23日(土)14時〜16時まで
 第18回 3月23日(土)14時〜16時まで

 旅の途中に立ち寄っていただいても結構です。
 興味のある方の参加をお待ちしています。
 その際は、本ブログのコメント欄を使って連絡をお願いします。
 
 
 
posted by genjiito at 23:16| Comment(0) | ◎NPO活動
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