2018年12月21日

明浄社会人講座(6)王静「茶文化学、中国と台湾のお茶体験」

 今日の講座は、王静先生の「茶文化学、中国と台湾のお茶体験」です。

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 我々には入手困難で非常に貴重な高級茶葉を使い、しかも王先生が大切な茶器を使って直々に淹れてくださるお茶をいただきながら、中国茶の歴史と文化のお話を聞きました。しかも、ご持参のお茶菓子もいただきながら。
 贅沢な時間の流れの中に身を置くことができました。ありがとうございました。

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 まずは、西湖龍井茶(梅茶坞)という、本日のテーマと密接な意義深いお茶から。
 お湯は100度で、少し時間を置いて淹れてくださいます。

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 お話は、プロジェクターで資料を映写しながら進みました。
 1980年代までは、中国ではそんなに自由にお茶を飲んではいなかった、ということなどを、学問的な視点でありながら、わかりやすく語られました。中国での文化としてのお茶のありようは、意外に新しかったようです。つい、日本の鎌倉時代からのお茶の感覚や、茶道の知識で臨んだので、思いがけない指摘が随所でなされました。政治・経済・文化が、縦横無尽に話題となるお話です。
 王先生のご両親の時代には、お茶のチケットがなかったらお茶は買えなかったそうです。なぜ、王先生の親たちがお茶は身体に良くないと思っていたかが、大きな疑問として投げかけられました。
 その疑問を解くために、中国のお茶の歴史の話となります。
 文化大革命の頃は、お茶を飲んではいけなかったとのことです。それが、革命の中で茶葉の生産がなされます。民族の団結ともつながったのです。お茶の生産力が高まると、ロシア向けとは違う、国内向けの消費の増大が考えられるようになります。飲茶の習慣がない中で、お茶は文化だとして広めようとしたのではないか、というのが王先生の考えです。
 そこで、1981年から茶文化が登場するのです。台湾の茶芸の影響で、中国茶も高級志向となったそうです。

 そんな話をうかがいながら、次々と高価なお茶や紅茶などをいただきました。
タップリと90分。お茶に魅せられた時間を、みんなで共有しました。
 今日は聞けなかった台湾茶芸の話は、また次の機会に聞きたいものです。
 終わってからも、しばしお茶に関する話題で歓談が続きました。
 
 
 
posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | ■講座学習
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