2018年12月14日

明浄社会人講座(5)宮野「考古学、摩訶不思議な古代アンデスの建築」

 今日の社会人講座は、宮野元太郎先生の「考古学、摩訶不思議な古代アンデスの建築」です。
 宮野先生には、今夏ペルーの調査では大変お世話になり、現地でいろいろとお話は伺っていました。しかし、やはりご専門のことをあらためて聞くと、奥深い内容に引き込まれてしまいました。
 宮野先生は、アンデス考古学がご専門で、建築の視点から研究をなさっています。ドローンを活用しての遺跡調査では、立体的な再現図が視覚的にもわかりやすく、研究手法の最先端の成果を見せていただくことができました。
 その前に、この古代アンデス社会からインカ帝国までの歴史を、噛み砕いてのわかりやすい説明もありました。
 ナスカの調査権は日本が持っていること。お祭りの時に食べるネズミの唐揚げのこと。これは、宮野先生と一緒にペルーへ行った時にいただいたので、その写真も写しての説明でした。
 1532年に、スペインのピサロがやってきてペルーを征服する話も、おもしろく伺いました。
 1996年12月17日に、ペルーの首都リマで起きたテロリストによる在ペルー日本大使公邸占拠人質事件での裏話では、宮野先生のお友達のことが出てきたこともリアルな展開でした。サンダルや吊り橋、そしてマチュピチュに地上絵の謎など、その起源と今に至る話も興味が尽きません。
 古代アンデス文明もインカ帝国も、共に文字のない社会だったそうです。文字がないことが、文明や文化を発展させる上で、どのような事情や背景があったのか? まさに摩訶不思議なことだらけなのです。
 100枚以上の写真を映写しながらのお話でした。矢継ぎ早の語り口に、知らないことを知りたくなる心理を巧みについた、時間を忘れる講座でした。
 宮野先生、楽しい時間をありがとうございました。
 
 
 
posted by genjiito at 22:37| Comment(0) | ■講座学習
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