2018年09月24日

昨日23日までの関空の様子

 今月4日に、関西国際空港が颱風によって孤立し、空港の機能が数日にわたって停止しました。この件で、先週(19日)から今週(23日)にかけて、調査のためにベトナムに行かれた同僚の谷口先生から、旅行者の目で見た関空の様子を教えていただきました。
 観光学はまだ学問として確立されていないとのことです。そこで、こうした災害時のことを少しでも記録に留めることで、今後の【「観光と災害」プロジェクト】のための資料の一つにしていきたいと思います。

2018.09.19_出国
関空の第1ターミナルミに来ております。写真の通りに、見たところでは台風の傷あとは見えません。閉鎖領域もあり、国際線旅客はかなり少ない印象です。

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 伊藤先生が緊急提言なさった、関空の台風被害による「観光と災害の調査研究」の意義は、今となっては少し薄れたかなとも思えます。

リムジンバスが対面交通の1本橋を降りてからは、グルグルとUターン橋を回ってからETCゲートに誘導されます。空港島にたどりつくための左側の元の3車線の橋梁が取り払われていて、ありません。すると、道としては上りと下りがひとつの橋で合流した後に、ひょっとしたら一部、道を逆走させられているかもしれません。
バスは会社からしっかりとした指示を受け、慣れてきたからこそたどり着けるのですね。そのグルグルの途中には分かれ道もあって、分かりにくいですし、一般車両を入れたらたちまち混乱して、事故も起きかねません。
自家用車が入れないために、その車を対岸で預かる外部の駐車場業者は、長期化でかなり割を食うのではないかと思います。


2018.9.23_帰国
つい先程、関空に着きました。
ひとまわりしてみましたが、やはり見る限りでは報道の通りに、21日以降は旅客ターミナル側は全面復旧しているようです。どこの箇所が修復されたのか、すでにわかりません…
結局、何の変哲もない、人の少ない空港の写真になりますので、撮るのをやめました。
しかし、貨物はまだ混乱しているものと思われます。

空港島の中の道を使い、外に向かうには展望ホールへ伸びている、回る橋を使います。
泉佐野方面から空港島へは、橋が切れているところまで上下3車線ずつ。切れた先から空港島までは、泉佐野から2車線、空港からは1車線になっています(19日に出国した時には、双方1車線の対面交通でした)。
車両制限のため、車の数はかなり少ないです。


 この報告からもわかるように、関空の一大事はハイペースで現状回復が進んだようです。
 この経験をもとにして、今後は観光という視点から、まずは閉鎖された空港に取り残された人たちが、どのような情報を受けることができたのか、を可能なかぎり聞き取ることが大切です。そして、どのようして一夜を明かし、空港島をどのようにして脱出したのかも記録したいと思います。そして、関空に入国した旅行者が、どのような旅程に変更して日本を観光したのかの確認も必要です。
 幸い、大阪観光大学には、この空港島でアルバイトをしている学生が多いので、聞き取り調査をお願いするつもりです。また、海外からお出での方々の旅行の足跡は、旅行業者などから情報が得られないかと問い合わせ中です。
 こうしたことに関して、情報を提供してくださる方を探し求めています。
 ご協力のほどを、よろしくお願いします。
 
 
 
posted by genjiito at 20:07| Comment(0) | ◎情報社会
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