2018年08月18日

リマの回転寿司の地元指向に好感を持つ

 お盆の関係で、本ブログでの記事が前後します。
 3日前のペルー・リマでの話、「パチャカマック遺跡を探訪」(2018年08月15日)の続きから書きます。

 12日(日)は、早いもので帰国の日です。稔りの多かった旅だったので、最後はやはり回転寿司です。
 世界の回転寿司マップを作ることをテーマにして、すでに25年になります。今年2月に行ったインドも、3月のミャンマーでも、回転寿司はありませんでした。しかし、このリマにはありそうです。根拠はありませんが。

 ネットを調べてみると、あっても今はなかったり、リマ市内からは遠すぎたりと、なかなか適当なものがみあたりません。それでも、不思議なことにいつも出会えます。今回もそうでした。

 昨夜は、ホテルの方の話を参考にして、繁華街に行きました。ただし、回ってはいなかったので諦めました。その寿司屋の入口におられた案内嬢は、きれいな日本語で「日本にならあるけど、ここにはありませんね。」とのこと。日系4世でしょうか。きちんと日本で日本語を勉強した、しっかりとした日本語でした。

 さて、帰国は今日の深夜0時半発の、リマからヒューストン行きの飛行機に乗ります。そこで、まずはチェックアウトをし、キャリーバッグなどの荷物はフロントに預けてから、あらかじめ見つけておいた郊外の回転寿司「なごや」へ向かいました。

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 ペルーと日本の料理の融合を目指す、その心意気に好印象を持つ店でした。お店の方は、寿司職人さんはこざっぱりとした板前姿、ホールは黒のスーツで決めておられます。女性店員も、フォーマルなスーツ姿でした。客層がわかります。お客さんは、リマっ子が一番多いそうです。

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 ポン酢を頼むと、すぐに出て来ました。東京では、ポン酢がなかったり、なかなか出てこない店が多かったことに比べても、対応がいいと思いました。スペインでは、ポン酢が市民権を得ているのです。東京もそうなってほしいと思いました。
 そういえば、スペイン料理には、すっぱいお漬物のようなおかずがいくつもあったように思います。

 クスコに「トルーチャ」のお寿司があり、アマゾンでは「ピラニア」のお寿司もあるとか。世界各国のお国柄を反映したお寿司があります。それらが回っているという情報が入ったら、あらためて出かけましょう。
 とにかく、食べ物が動くところに日本特有の文化があるのです。料理を待っていたら運んでもらえる、というのではありません。目の前を流れるものを、瞬時に取るか取らないかを判断します。そして、食べたいものをサッと取ります。なければ注文します。そして、自分がいただいた量や料金は、皿の数を見ると一目瞭然です。
 消化管を持たない私などは、その日の体調に合わせて、寿司の質も量も調整できるので最適な食事パターンが組めます。改良点は、サラダなどの野菜ものを流してもらわないと、血糖値が乱高下して困ります。

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 このお店のレーンに流れているお寿司は、巻物が中心となっています。もっとも、それが非常に凝っているので、ペルーの方々にお寿司の楽しさを伝えたいという、信念を持ったこだわりが伝わってきます。日本で見かけないものが多いので、創作巻き寿司と言えばいいのでしょうか。

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 ペルーの食材やソースが巧みに配され、地元の人を強く意識したお寿司でありながら、日本を感じさせる新しいスペイン料理です。日本人はもとより、日本からの観光客はほとんど意識していないようです。もっとも、そんな観光客が来る地域ではありませんが。

 お願いを聞いていただけるのであれば、何が乗っているお寿司なのか、何を巻いているのか、ポップなプレートをつけてほしいと思いました。
 そのため、日本人からは日本のお寿司をモノサシにした、これはお寿司とは違うという見当違いの酷評を受けなくてすみます。日本を離れて、現地の実情に合わせた寿司が提供されるのが一番です。その方向性を、この回転寿司屋は目指しているように思えます。日本人の御機嫌取りをしていないところが気に入りました。

 にぎりもお刺身も今回は見合わせて、創作の巻物と味噌汁を楽しみました。チーズをうまくアレンジしているようです。このお店のポリシーを考えると、大阪寿司や箱寿司を取り入れたらいいと思いました。

 今日は、14,000歩は歩きました。とにかく、リマという街を通してペルーの文化が知りたくて、いたるところを歩き回りました。この幅広い見聞が、翻訳された文章を確認するときに役立つのです。
 
 
 

posted by genjiito at 01:01| Comment(0) | ◎国際交流
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