2018年06月19日

地震の後に第10回[町家 de 源氏物語の写本を読む]

 昨18日の早朝、ドスンと1回だけ、家がワンバウンドするように強く大きく揺れました。
 携帯電話がけたたましく地震の警報を発しています。
 何も落ちてきません。何も倒れてきません。
 すぐに速報を見ました。震源地は大阪。京都は震度4とのことです。

 阪神淡路大震災の時は、大和平群にいました。あの時も早朝。石切や生駒山地の中の住宅地で、岩盤が固い山中だったこともあり、勉強部屋の壁掛け時計が一つ落ちただけでした。

 近所の様子をうかがっても、特にいつもと違うことはなさそうです。

 午後から、「be京都」で10回となる[町家 de 源氏物語の写本を読む]が予定されています。
 土曜日は東京の日比谷図書文化館、日曜日は大阪観光大学と慌ただしい日々です。3日連続のイベントとなる、京都での『源氏物語』の写本を読む集まりは、初めての月曜日という設定になりました。
 近畿圏の交通機関が麻痺しています。参加を予定なさっていたみなさまは、足の確保がままならないこともあり、結局は参加者はありませんでした。

 そんな中、前日に大阪観光大学で開催した科研の研究会で、研究発表のために中国から参加の庄さんは、偶然にも京都に泊まっておられました。朝から立命館大学で調査をなさっていたこともあり、ありがたいことに一人だけの参加となりました。
 指導教授の研究室で、書棚から本が床に散乱している写真を見せてもらいました。相当揺れたようです。そうこうする内に、大阪大学の仲間からも、研究室の書架が倒れ、本が部屋中に散乱している写真が届きました。
 我が家は古い木造だったせいか、振動を適当に吸収してくれたのでしょう。何も被害がなかったのが不思議です。

 庄さんは永く日本に滞在時には、ワックジャパン(WAK JAPAN)を会場としている頃から、ずっとこの勉強会に参加です。しかし、昨秋、中国の恵州にある大学の教員として赴任されてからは、来られなくなり中断でした。それが、こうしてスポットとはいえ参加となったのです。これも縁というもの。楽しい出来事です。
 庄さんには、石田さんが作られた糸罫をまだ見てもらっていませんでした。現物を手にして説明していると、中国でも漢籍を書写する時にこうしたものを使っているとのことです。写真を送っていただくことになりました。
 その後は、中国で平安文学に関して国際集会を開催する計画を立案中だったので、そのことで打ち合わせなどをしました。いつもと違う、充実した時間を共にすることができました。

 この日は、写本は読みませんでした。したがって、次回は前回の続きなので、「8丁表6行目行頭」の「の【夜】能」から読みます。
 なお、今後の勉強会の日程は、以下のようになります。

第11回 7月28日(土)14時から16時 「be京都」
 ●8月の勉強会はお休みで、イベントを予定しています。
第12回 9月22日(土)14時から16時 「be京都」
第13回 10月21日(日)14時から16時 「be京都」


 帰り道、賀茂川の様子を見ました。中洲が大きくなっています。上流から大水などが出た時などの対策として、氾濫しないように川攫いを急いでほしいものです。

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 また、ニュースによると、大阪でブロック塀が倒れてきたために、その下敷きになってお2人の方がお亡くなりになりました。痛ましいことです。その災害対策の解説で、塀の裏側に「控え壁」があるかどうかが問題となっています。塀を補強する役割を持つ、直角方向に突き出した補助的な壁のことです。
 建築基準法によると、ブロック塀では高さ1.2メートル以上の場合には、横幅3.4メートル以内ごとに「控え壁」を設けることが義務付けられているそうです。我が家には、玄関の横に3メートル半の塀があります。慌てて確認しました。そして、安心しました。しっかりと、3.4メートルの間をおいて、壁の左右端に「控え壁」が取り付けられていました。

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 屋根も春先に修理しました。とりあえずは大丈夫のようです。

 昨日は、いろいろな方から、地震のお見舞いメールをいただきました。私が古い家を改修して住んでいることを御存知の方が、心配してくださってのことです。気にかけてくださっていることを知り、ありがたいことだと思っています。とにかく、ギシギシと音のする家で、まだ2階には、昨春に引っ越した時のままに、本が未整理の状態で放置されています。床がユサユサしています。それでも、今回の地震では何事もありませんでした。とは言うものの、これは早急に2階から本を下ろさなければなりません。この夏は、家の大掃除に専念することになりそうです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:19| Comment(0) | ◎NPO活動
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