2018年05月20日

入手後に失望したキャノンのミニプロジェクタ「M-i1」

 4月中旬に注文したキャノンの「ミニプロジェクター M-i1」を、5月2日に入手しました。
 掌に乗る、235グラムのポケットサイズです。

180520_canon1.jpg

180520_canon2.jpg

 ところが、iPhone でも iPad でも、いずれでも無線でつながらないので、まったく使えないのです。有線での接続はできない機器です。
 あの手この手で試行錯誤を繰り返す中で、ついに自力で使えるようにすることを断念。
 一週間後に、情報処理を専門とする先生に預けました。2時間くらいは操作しておられました。そして結論は、キャノンのホームページにたどり着き、アップルの新しい iOS には対応していないと書いてあることを見つけてくださったのです。そのようなことは、パッケージにも、製品に同梱の「かんたんガイド」にも書いてありません。インターネットで商品情報をチェックしないことには、真相がわからないことだったのです。これでは、民生品とはほど遠いものになっています。

180520_web1.jpg

180520_web2.jpg

 古い「iOS 11.2.1」なら何とかなりそうです。しかし、現在使っている「iOS 11.3.1」では、まったく使えないとのことでした。

 翌週、入手して10日後に、キャノンに電話をして相談しました。
 ところが、とにかく酷い対応でした。おおよそ、以下の通りです。

(1)返品は納入業者次第でありわからない
(2)アップルユーザーに対してキャノンとしては責任がない
(3)ダウングレードしての製品交換もしない
(4)今後のサポートについては未定
(5)アップルの「AirPlay」に対応できなければ使える方途はなくなる
(6)新しいサポート情報は、購入者と言えども個人的には受け付けていない
(7)最新のサポートは、購入者各自がホームページで確認してもらうしかない


 何とも無責任な対応でした。
 これは、回収すべき商品でしょう。

 私は、1988年からキャノンのレーザーショットというレーザープリンタを使って、『源氏物語別本集成』の版下を作成していました。このプリンタで印字したもの2種類を貼り付けて、オフセット印刷にまわしていたのです。レーザーショットはB4版に対応していたもので、当時としては画期的な製品でした。

 また、1980年代に登場したマッキントッシュは日本語が使えませんでした。そこでキヤノンがアップルの日本総代理店となり、日本語表示を可能にしたのです。実は、キヤノン販売が漢字ROMをマッキントッシュの基板に付けるという荒技を行なったのです。マイクロソフトにまったく期待をしていなかった私は、これに飛びつきました。伊藤忠系列のセンチュリ リサーチ センタ(株)を通して、大阪にあったキヤノン販売と相談をして、当時在職していた大阪明浄女子短期大学に、マッキントッシュLCUを50台導入したのです。ピザボックスタイプと言われるものです。当時としては画期的なLANによる教育システムを構築しました。多くのマスコミにとりあげられ、大学の名前を高めたものです。
 いつか、引っ越しのどさくさでまだ梱包されたままの箱から当時の資料がでてきたら、あの頃を再現たいと思っています。

 そんなキャノンが、なんというていたらく。
 電話でのサポートでも、飾り物として置き物にするしかありませんね、と私が皮肉っぽく言うと、何も返答はありませんでした。高価な真四角な文鎮を手にしたようです。
 
 
 
posted by genjiito at 22:56| Comment(0) | ◎情報社会
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。