2018年05月14日

高校で小論文の授業(その4)

 このところ、いろいろと書いておきたいネタが多いために、やっと先週金曜日(11日)に高校で行なった授業の記録を書き残す順番となりました。

 教科書として配布した『特化型 小論文 チャレンジシート 看護・福祉・医療編』(第10版、2016年12月20日、第一学習社)で、最初の項目となる見開き2ページを確認しました。この日のトピックは「患者主体の医療」と「遺伝子診断と遺伝子治療」の2つです。

 順調に進めていて、下段にあった「重要キーワード」の説明に移りました。「自己決定権」・「セカンドオピニオン」・「再生医療」の3項目が並んでいます。生徒を指名して、まずは「自己決定権」を読んでもらおうとしたところ、「どこですか?」とキョトンとしています。場所を言っても、怪訝な顔をしています。横に行って読むべき場所を指し示そうとしたところ、そこには「チーム医療」という項目が立てられていて、「自己決定権」という項目はないのです。
 次の「セカンドオピニオン」と「再生医療」は、同じものが書いてあります。
 おっとっと、です。

 私は、教務担当の先生から受け取ったテキストを手にして授業に臨んでいます。先々週の4月27日に生徒に配った冊子と、私が持っているものの内容が違うようです。慌てました。
 奥付けを見比べて、やっと事情がわかりました。
 私のテキストは「第10版、2016年12月」で、生徒のテキストは「第11版、2017年12月」です。
 この「重要キーワード」の一部が、改定により、「自己決定権」から「チーム医療」に差し替えられたようです。
 とにかく、この項目は飛ばして、残りの2つの確認をしました。

 後で、この2冊のテキストを比べて見たところ、どうやらこのページのこの箇所だけが入れ替えられていることがわかりました。この分野の専門ではないので、どのような問題があって差し替えとなったのかはわかりません。また、改定されたことは、どこを見ても書いてありません。奥付けに「改定◎版」とか「補訂」という文字がほしいところです。

 参考までに、取り除かれた「自己決定権」の文章を引いておきます。

自己決定権

 生き方や生活のあり方を自分で自由に決める権利。医療では、患者が自らの生命や治療方針に関して最終的な判断を行う権利をいう。病名、病状、治療の選択肢や予後などについて十分な情報を得たうえで、治療の拒否権も含めた決定権を持つ。なお、人工妊娠中絶・受胎調節などに関する女性の自己決定権を、特に「リプロダクティブ・ライツ」と呼ぶ。(2頁)


 この後、「リプロダクティブ・ライツ」について調べました。どうやら、「人工妊娠中絶・受胎調節」というところに問題があるように思えます。確かなことが言えないので、ここではこれくらいにしておきます。

 このテキストで学習した後は、先般より書いている小論文「将来の目標と理由」の3回目として、完成版の作成に移りました。ただし、新たな条件を課して、「チーム医療」「セカンドオピニオン」「再生医療」の3つの内からいずれか1つのことばを入れて書くように、としました。
 慣れないことでもあったせいか、いろいろと質問に対応しながらの時間となりました。
 質問が出るということは、それだけ積極性が生まれたことです。大歓迎です。
 
 
 
posted by genjiito at 19:02| Comment(0) | *身辺雑記
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