会場は、JR桜島駅からシャトルバスで10分の所にある、「アミティ舞洲」(大阪市舞洲障がい者スポーツセンター)の3階にある、研修室2と3です。
午前中は初心者のためのイベント。
お子様中心の、簡単な平安クイズや、ゆかりの品物としての衣装にゆっくりと触れる時間です。目が見えない方々にとっては、この手で触った感覚がイメージを豊かにし、世界が広がるのです。
午後は、初心者と中上級者のかるた会。
まずは目が見える方の模範試合からです。畳ではなくてフロアだったので、やりにくそうでしたが。
今日のために用意された10枚のカルタは、渡邊寛子先生(福島県立盲学校高等部国語科教諭)が選んでくださった歌十首です。選定にあたっては、親子関係、女性、決まり字、歴史の勉強もできる、などなどが考慮されていました。
「教育現場用 十首 バリアフリーかるた」
秋の田の〜/春過ぎて〜/花の色は〜/めぐりあひて〜/よをこめて〜/瀬をはやみ〜/世の中よ〜/世の中は〜/来ぬ人を〜/人もをし〜
カルタは、私が「八つ橋型」と呼ぶ、丸く反った形をしたものです。紙製とトランプ製があります。トランプ製は、お湯につけて曲げるのだそうです。関場さんをはじめとする、ボランティアのみなさんの苦労の産物です。
昨日の記事に取り上げた、私の思い出の歌も選ばれていました。
今日のカルタ会では、この会のまとめ役である関場さんから、新しいルールが披露されました。
(1)利き手で取ることを原則とし、手はカルタ台の手前で重ねた状態で読まれるのを待つ。
(2)お手付きは、自分が取った札一枚を相手に渡す。
(3)札は手前に引いて取る。
(4)目が見える人は、下の句を読み出したらアイマスクを着けて勝負に臨む。
このルールでやったところ、いろいろとこれまでとは違う問題が出ました。
・空札が入ると途端にお手付きが増えた。
・これまでの癖で、つい両手で取る。
・札を上から叩いて押さえ込む。
しかし、これらは回を重ねるごとに改善されていくものなので、大した問題ではありません。
やがて2試合目、3試合目となると、鬼気迫る緊迫感がありました。
隣の部屋では、南澤さんの指導のもとに、初心者のための取り方教室も進行中です。
人差指を抜くゲームは、なかなかむつかしそうでした。これは、耳と手の感覚を養えます。
勝負が終わった頃には、坊主めくりのお菓子が配られました。
関場さん、兵藤さん、野々村さん、南澤さん、そして多くのボランティアでお越しになっていたみなさま、ありがとうございました。
楽しいひと時を、皆さんと一緒に過ごせました。
関場さん、背中の和泉式部はオシャレでしたよ。
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