2018年04月17日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(6)

 これまでに、私が抱えている科研(A)のホームページが公開できないことに関して、以下の記事を本ブログに書き、多くの方々に報告してきました。
 ここで、公開してきたブログの記事の所在を明示し、関係する文章やコメントを抜き出して、これまでにホームページが公開ができていない件での情報の流れを整理しておきます。

 まず、4月に新規採択の通知を受けてから、この科研で何をするかということを、ホームページに掲載するものになる情報群を意識して、次の6本の記事を公開しました。まずは、ホームページができるまでの準備としての情報公開です。これらの記事の中でも、折々に情報はホームページで公開する中で、コラボレーションによる研究を展開することを明言しています。
 そして、こうした準備をしながら、ホームページの改修と再構築の業務を請け負ってくれる会社を探していました。そして見つかった会社が、何と一年経った今に至るまでまったく誠意のないままの対応なのです。その不誠実さと受託業務を放棄していることを、こうして事実を連ねて丹念に実証しているところです。


「今年度の科研で「海外の平安文学」が採択(内定)となりました」(2017年04月05日)

「新規科研の開始にあたって1(翻訳された『源氏物語』の言語数)」(2017年04月06日)

「新規科研の開始にあたって2(翻訳文献と関係論文の点数と到達目標)」(2017年04月07日)

「新規科研の開始にあたって3(学術的な特色・独創性・成果・意義)」(2017年04月12日)

「新規科研の開始にあたって4(おおよその研究計画とその方法)」(2017年04月19日)

「新規科研の開始にあたって5(平成29年度の研究計画)」(2017年04月20日)

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「2つのホームページの不具合に関するお詫び」(2017年04月26日)

「ダウンロード版『海外平安文学研究ジャーナル インド編 2016』の再公開」(2017年05月01日)

「ダウンロード版『日本古典文学翻訳事典 1・2』のお詫びと再公開」(2017年05月25日)

(これまでのホームページ「海外源氏情報」において、ダウンロードができないことに対処することを広く伝える記事です。とにかく、このことについては、一番早く対処したいと思っていることが伝わる記事となっています。4月26日と5月1日の記事では、次のように書いています。当初は、業者に委託するのはこれまでの「海外源氏情報」の改修版なので、5月の連休明けから5月末までには、部分的にでも公開できると考えていたことがわかります。業者から見積書の初版が届いたのは4月20日付けのものだったので、ちょうどこの前後の状況がわかるブログの記事だと言えます。今から思えば、技術力のない業者に業務を頼んだことがとんだ誤算だったのです。)

(2017年04月26日) 現在、本年度より採択された科研がスタートする時でもあります。これまでのホームページ「海外源氏情報」は新しい科研のホームページに吸収合併することで、こうした事態を解決したいと、その方策を検討しているところです。そのため、『海外平安文学研究ジャーナル』(オンラインジャーナル)のダウンロードについては、今しばらくお待ちいただきたいと思っています。暫定的に、新しいホームページが公開できるまでの間は、このブログで『海外平安文学研究ジャーナル』(オンラインジャーナル)がダウンロード出来るようにすることも検討中です。

 NPO法人〈源氏物語電子資料館〉のホームページに関しては、「従来のイオネットからのサイト」を復活させることで、緊急避難としての対処を考えています。

 いずれにしても、5月の連休明けまでには何らかの対処をいたしますので、いま少しの時間をいただきたく、ご寛恕のほどをお願いいたします。とりいそぎ、現状の不具合の報告と、今後の対応についての報告といたします。


(2017年05月01日) 現在は、「海外源氏情報」(科研HP)のリニューアル版の作成に着手しています。今月末までには、不十分ではあっても、何とか形にして公開したいと思っています。
 いましばらくの猶予をいただきたいと思います。


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「京洛逍遥(447)観光でポケット版の音声案内が使える日が近い」(2017年05月16日)

(改修により新装となる新規採択の科研のホームページに関して、そのページのデザインが進行していることがわかる記事です。)

 塔下さんは、大阪観光大学の前身である大阪明浄女子短期大学の卒業生で、私の教え子です。また、22年前に短大の中に創設した、当時は世界的にも最先端だと言われた、「マルチメディア部」と「ワールド・ワイド・リサーチクラブ」の主要メンバーでもありました。

 この度、縁あって、いろいろとデザイン面で助けてもらうことになりました。
 新規採択となった科研のホームページのデザインも、お願いしています。これも、出来あがりが楽しみです。もうしばらくお待ちください。


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「科研(A)の成果は「海外源氏情報」から[海外平安文学情報]へ」(2017年05月26日)

(ここで、私が一番最初に手をつけたかった、それまでの「海外源氏情報」における(1)ダウンロードができなくなっていること、と、(2)画面がロックされていること、の、2つの不具合についてお詫びを記しました。
 そして、新規採択の科研のホームページに関するデザインが決まり、受託業者に渡した時点で、その概要を広く告知する情報も流しています。このまま改修されたホームページができれば、そこへ新たな情報を流し込み、これまでの情報との統合を図ろうとしていたことが、この記事からわかります。これが、私が描いていたホームページの構想の全容です。それが、もう一年も何も公開できないままに、受託業者によって時間が停められています。まさに、私の研究活動がこの業者によって妨害されているに等しい、とこの場を借りて訴えているところです。)

 「海外源氏情報」については、先月4月1日以降は修復も含めて、まったく何も手を付けていません。問題の所在が不明確にならないようにするため、専門家からアドバイスをいただいての対処です。

 今後は、この「海外源氏情報」を通して公開してきたデータのすべてを、今年度から4年計画で新しく始まった科研(A)「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」(課題番号︰17H00912)に取り込み、近日中に新たに立ち上げるホームページ[海外平安文学情報]に移行します。
 現在の「海外源氏情報」で発生している不具合は、新ホームページ[海外平安文学情報]に移行を終えたら、その段階で役割を終えることにします。

 現在は、新ホームページのデザイン(案)を検討しているところです。
 この画面は、その一部が動きますので、完成型を楽しみにお待ちください。

170526_site-design.jpg

 この入れ物に、これまでの情報のすべてと、これからの情報を盛り込むために、今は新築と引っ越しの作業で、慌ただしく立ち回っているところです。
 新しくお披露目するホームページ[海外平安文学情報]は、もう少しお待ちください。


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「科研のアルバイト募集(「海外へいあんぶんがく情報」に関する情報の収集整理)」(2017年06月05日)

(ホームページの改修が順調に進んでいると確信していたので、こうした情報を流しました。)

 仕事の内容は、世界各国における〈平安文学〉の研究状況に関する実態調査(研究機関・研究者・研究成果・翻訳書等)を実施し、それを基にして、調査・収集した資料を整理し、海外における受容と研究の歴史を総合的に整理する研究支援をしていただくものです。
 具体的には、〈平安文学〉が海外において、誰がどのようにして受容・研究・翻訳されているのかを調査し情報を整理して、共同討議の基礎資料を作成していただきます。
 こうして得られた情報は、ホームページ「海外へいあんぶんがく情報」を通して発信します。新しいホームページは、現在作成が進行しています。


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「第9回「海外における平安文学」研究会は大阪観光大学で今月30日に開催」(2017年06月28日)

(最初は、こうした研究会開催のお知らせなどは、ホームページで連絡する予定でした。そのホームページの改修がおくれているので、わざわざこうしたお詫び付きの情報を流すことになりました。)

 これまでの科研のホームページである「海外源氏情報」(http://genjiito.org)が、いまだに不具合を抱えており、情報の更新が3月31日からまったくできていません。
 下記の要領で開催することを、この場を借りてお知らせします。
 連絡が遅くなり、大変失礼しました。


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「科研のアルバイト募集中[その2](「海外へいあんぶんがく情報」の情報収集と整理)」(2017年07月18日)

(この助っ人募集の記事の中に「情報や資料の収集と整理、ホームページの作成と更新および補訂をおこなっていただく」と明記されています。今回のリニューアル版ホームページの運用には、アルバイトの方にその仕事を受け持ってもらうことが、当初から想定されていました。そのことは、最初からシステム会社に伝えてありました。ホームページの更新のためのツールの開発は、そうした用途での業務として依頼したものです。肝心のホームページがいまだにできていないので、この作業はまったくできないままに時間が経過しています。このホームページの運用を任せようとしたアルバイト生には、本当に申し訳ないことになっています。)

 過日、「科研のアルバイト募集(「海外へいあんぶんがく情報」に関する情報の収集整理)」(2017年06月05日)という記事を、本ブログに掲載しました。
 来月には、新たに「海外へいあんぶんがく情報」(http://genjiito.org)を公開できる予定です。そこで、さらにお手伝いをしてくださる方を追加募集することにしました。

 仕事の内容や条件は、過日とほぼ同じです。在宅ではなくて、実際に大阪観光大学に来ていただいて、情報や資料の収集と整理、ホームページの作成と更新および補訂をおこなっていただくことが基本となります。

 現在、4人の方がこうした仕事を手伝ってくださっています。大学一年生が中心なので、専門的な知識が求められるものではありません。こうしたテーマに関する、興味と関心が強ければ、十分に楽しくやっていただけるはずです。また、本科研のテーマの一つに、若手の育成があるので、これにも合致した取り組みとなっています。


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「新規科研(A)の取り組みが順調に動き出しています」(2017年07月20日)

(昨日までの経過説明では、次の記事にあるように、7月19日にホームページ改修の業務を委託したシステム開発会社と面談による打ち合わせをしたことを拾い上げていませんでした。メールなどでは、このことが文字として残っていなかったためです。この件も、昨日の記事の追記として残しておきます。なお、この冒頭で「昨日は、システム開発管理会社にお願いしている、科研の新ホームページ「海外へいあんぶんがく情報」に関する打ち合わせをしました。これまで公開していた「海外源氏情報」(http://genjiito.org)のバージョンアップ版となります。」とあることは、記憶に留めておきたいと思います。今回のシステム開発管理会社への委託業務は、「海外源氏情報」(http://genjiito.org)の「バージョンアップ版」だったことが、ここでも確認できるからです。つまり、新規にホームページを作成するのではなく、「再構築」「改修」「バージョンアップ」「リニューアル」だったのです。また、その後の赤字部分「データを継承する中で、新たなスタイルに移行しながら、より使い勝手の良いデータバンクを構築しようとしているところです。」という記述も、そのことを裏付けています。このことは、今回の受託会社の対応と理解が私と違っていることを明らかにしているものです。)

  昨日は、システム開発管理会社にお願いしている、科研の新ホームページ「海外へいあんぶんがく情報」に関する打ち合わせをしました。これまで公開していた「海外源氏情報」(http://genjiito.org)のバージョンアップ版となります。

 昨年度までのホームページ「海外源氏情報」は、すでに海外における平安文学の研究に役立つ、膨大な情報を提供するサイトとして育ちました。そのデータを継承する中で、新たなスタイルに移行しながら、より使い勝手の良いデータバンクを構築しようとしているところです。
 システムの開発チームから寄せられている、いろいろな質問に答える形で、一つずつ前進しています。予定通り、8月上旬に試作版を公開できると思います。みなさまからのご意見を取り入れながら、平安文学に関するデータバンクを次の世代に手渡ししていくつもりです。

 過日このブログを通して募ったアルバイト要員に関しては、すでに10人が集まったので、ここで一旦締め切ります。全員が大阪観光大学の1回生という、おもしろい構成となりました。今回の科研の研究期間は4年間なので、彼らの卒業とともに次世代にすべてを引き継ぐことになります。ゴールがはっきりしたこともあり、なかなかいい形でのスタートとなりました。


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「科研の打ち合わせを帝国ホテルで一日中おこなう」(2017年12月11日)

(ホームページの改修に関してはまったく動きがなかったので、7月20日から12月11日までの約5ヶ月のブログでは、特に記事は掲載していません。メールで仲間といくつかやりとりがあったことは、引き続き記す報告に譲ります。この師走の記事では、ホームページに関してまったく連絡が途絶えたために、この請け負い業者を見限ることを想定し、新たな業者探しをしていたことがわかります。とにかく、私への作業の進捗状況の報告がないので、別の道を探すしかなくなったのです。また、ホームページを展開させる中で構築するデータベースに関しても、今回の請け負い業者には不可能なことだとわかったので、これについても別の糸口を求めて人と会ったりしています。2017年12月は、それまでの業者に失望したために、新たな方途を求めだした時期なのです。)

帝国ホテルの1階のラウンジで、IT関係者と科研に関する打ち合わせをしました。科研のホームページがまったく進展しないので、新しくやり直すためです。ホテルのロビーには、立派なツリーが飾られています。
(画像省略)
 目の前に現れたのは、私がコンピュータと出会った36年前にはまだ生まれてもいない若者でした。完全に4世代は隔たってしまっていることを実感します。昔抱いていた夢と今の夢が交錯する、実に楽しい話をしながら、科研で私がやりたいことを語り、支援をお願いしました。彼なら、夢を実現してくれそうです。頼もしい若者とのいい出会いとなりました。

 そのすぐ後、午後からはまた別の方と、今度は場所をホテルの地下に移し、和食をいただきながらの打ち合わせです。今度は、データベースの構築について、その実現に向けた夢のある話です。具体的には、多言語に翻訳された日本文学作品を比較検討するためのデータベースを、どのようにして実現するか、という問題です。名古屋大学の先生を紹介していただくことになりました。
 また、『源氏物語』の写本を翻字してデータベース化して公開することについても話し合いました。打ち合わせを重ねる中で、まずは池田本と大島本の本文を「変体仮名翻字版」でデータベース化し、その2つの本文の違いが容易に確認できるデータベースの構築に取り組むことになりました。これから、その手配に着手します。
 異分野の方の力を借りて、積年の課題を何とか実現したいと思っています。

 あまりにも楽しい話が続いたので、つい話し込んだこともあり、新幹線に乗ったのは、もう夜でした。
 2つの面談は、これまでの課題を新しく展開させる上で、共に数歩前に進むことを確信させるものでした。今年一番の、稔り多い打ち合わせでした。


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posted by genjiito at 21:44| Comment(0) | ◎情報社会
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