2018年04月15日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(4)

 前回の記事、「昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(3)」(2018年04月11日)の末尾に記したことの続きです。
 先方の業者Oさんからいただいた「作業内容の確認事項」については、後掲の通りの回答をしました。
 この回答について、少し説明を加えておきます。

 私は、人と話をする時には、可能な限り顔を合わせて面談することを心掛けています。ネット越しのやりとりでは、えてして人間不在となりがちだからです。そのため、この時も、前回の記事にもあるように、大学での打ち合わせの場で直接「海外源氏情報」(http://genjiito.org)の画面を見ながら回答し、それを東京の本社に伝えてもらいました。6月28日のことです。
 この回答の文面が堅苦しいのは、先方の方に私が説明したことによる聞き書きを、エクセルの表に文字で埋めてくださったものが先方に送られたものだからです。
 それにしても、この質問も精粗の烈しいもので、どこまでこちらの意図がわかっての質問であるのか、当初から大いに疑問に思いました。もっと大事なことを最初に詰める必要があるのに、この質問はある意味どうでもいいと言っては語弊があるとしても、些細なことばかりです。肝心のことが問われていないのです。
 例えば、次の例がそうです。

「新ホームページはデザインを含め、イチから作成する必要があり、本番リリースまでお時間が掛かります。」


 この言いわけまがいの文言からもわかるように、すでに私が4年間にわたって構築した前科研(A)の「海外源氏情報」から、それを引き継ぎながら展開する現科研(A)の「海外へいあんぶんがく情報」へと移行する意味が、先方の担当者にはほとんど理解できていないとしか思えません。
 そのため、私としては聞かれたことに答えるだけという、ここでは型通りの回答になっています。展開としては、実際に1件ずつやりとりをする中で、丁寧な対応をしてもらう中で決めていこうと思っていました。それが、業者の姿勢は通り一遍の投げ遣りな対応だったので、肩透かしという感触を最初に持ったことは言うまでもありません。
 さらには、次の文言もそうです。今回の私からの業務の発注に関わる依頼は、ホームページに関して限定すると「改修」であることは、担当者も理解できていたようです。しかし、その後の対応はピンボケでした。このことが、この後の業者のとんでもない対応で明らかになります。特に、2017年12月以降は明らかに常軌を逸したものでした。その時に、このことを再度詳細に確認します。

「今回の改修で以下の通り修正しようと思いますが宜しいでしょうか。」

「リリース完了までの間、現在のホームページで改修する項目がございましたらご教示頂けますようお願い申し上げます。
例)ジャーナルのダウンロードが出来なくなっている不具合だけ解消して欲しい。   …等」


 ここに見られるように、前回の記事で指摘した通り、当時私が一番解決したいと思っていた「海外源氏情報」の不具合の解消に対しては、こちらの切実な願いは伝わっていたのです。しかし、それは以降もずっと無視され続けていくのです。
 また、最後の(8)(9)(10)の項目に、「視覚障害関係のホームページ」「NPO法人〈源氏物語電子資料館〉」「エラー発生のNPO法人〈源氏物語電子資料館〉」の3項目が列記されています。これによって、私からこの業者への業務依頼の中に、科研のホームページの改修のみならず、現在も私が取り組んでいるその他いくつかのホームページに関する情報の公開に関しても、改修の依頼をしていたことが明らかに見て取れます。
 これ以外にも、研究成果を公開するための電子ジャーナルの編集や、学生たちがホームページをアップデートするためのツールなどの開発もお願いしていました。それらに関する言及がここにないのは、まだその段階にまでは至っていないという、スタート時点でのやりとりということもあるとしておきます。ここでは、ホームページの改修に関することに限定されていると言えます。
 それでは、このホームページ以外のことはどうなったかと言うと、それらはまったく先方からの問い合わせはありませんでした。もちろん、最初に着手するホームページすらまともにできなかったのですから、その次の保守や科研のサポートなどは埒外のこととして、適当に忘れ去られていたのでしょう。

 とにかくここでは、以下に、このホームページの改修に限定しての「作業内容の確認事項」に関する最初のやりとりの確認として、具体的な資料を掲示し、その内容を文字として列記します。
 
180415_kaitou.jpg

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(通し番号)確認内容
  → 回答内容



(1)リンクの挙動について確認となります。
 「マウスを持って行くと下線が消える」、「マウスを持って行くと下線が表示される」という相反するご指示がございます。
 使い分けとしては、ホームページフッター部分は「マウスを持って行くと下線が表示される」
 ホームページ内は「マウスを持って行くと下線が消える」という認識で宜しいでしょうか。

 → 確認内容で間違いございません。フッター部分は「下線が表示」、ホームページ内は「下線が消える」でお願いします。

(2)項番「1」に関連しますが、「リンク先がある場合は下線が入る。」というご指示は、ホームページ本体内のご指示であり、フッター部分はリンクがあっても「下線は不要」という認識で宜しいでしょうか。

 → 確認内容で間違いございません。フッター部分はリンクがあっても「下線は不要」でお願いします。

(3)「マウスを持って行くと文章が流れるように表示(下から上へ)」というご指示ですが、表示する文章を頂けますようお願い致します。

 → 後日回答

(4)現在のホームページでは、「平安文学情報」メニューにカーソルを合わせた際、「平安文学関連Webサイト(1)」、「Webサイト(2)」、「Webサイト(3)」と表示されまていますが、正しくは以下と認識しております。
 今回の改修で以下の通り修正しようと思いますが宜しいでしょうか。
  平安文学関連Webサイト(1) → 
  平安文学関連Webサイト(2) → 
  平安文学関連Webサイト(3) → 

 → 指示済み

(5)下記URL内に「●現代語版」という文言がございますが、リンクと同様に青文字下線となっておりますが、リンクは設定されていない状態です。
 どのように扱えば宜しいでしょうか。
 http://genjiito.org/10jyougenji/

 → 実際にはあります。後日指定。

(6)下記URL内に「第三章 野々口立圃作『十帖源氏』の本文構造」(菅原郁子)という名前がございますが、他の名前はリンクになっており、ここだけリンクになっておりませんでした。
 こちらはリンクではなく本文という扱いで正しいでしょうか。
 http://genjiito.org/update/10jo_ronbun_list/

 → 問題なし

(7)新ホームページはデザインを含め、イチから作成する必要があり、本番リリースまでお時間が掛かります。
 リリース完了までの間、現在のホームページで改修する項目がございましたらご教示頂けますようお願い申し上げます。
 例)ジャーナルのダウンロードが出来なくなっている不具合だけ解消して欲しい。…等

 → 回答済み

(8)http://genjiito.sakura.ne.jp/touchread/ 視覚障害関係のホームページ
(9)http://www.eonet.ne.jp/~genjiito/index.html NPO法人〈源氏物語電子資料館〉
(10)http://genjiito.org/npogenji/ エラー発生のNPO法人〈源氏物語電子資料館〉

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posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | ◎情報社会
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