2018年04月04日

キャリアアップ講座と熊取ゆうゆう大学とで『源氏物語』を開講

 本年度(平成30年)の大阪観光大学では、学内の学生向けに「キャリアアップ講座」が開講されます。私は、「[初心者講座]古写本『源氏物語』のくずし字を読む」という科目を担当します。これは、国立歴史民俗博物館が所蔵する国の重要文化財『源氏物語 鈴虫』(講師が編集したカラー版の複製本)を教科書として、平仮名の元となった漢字(字母)を確認しながら読み進むものです。この「鈴虫」の写本は、米国ハーバード大学が所蔵する『源氏物語 須磨・蜻蛉』と兄弟本であり、鎌倉時代中期に書写された現存最古の写本の一つです。完成度の高い美術品でもあります。それを教科書として、初めて変体仮名を読む学生たちと一緒に、丁寧に説明しながら読んでいきます。

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 また、一般向けの社会人講座として、上記の「キャリアアップ講座」と連携する形で、熊取ゆうゆう大学の講座として「『源氏物語』の古写本を読む」というものも公開します。これは、同じ時間帯に同じ部屋で開催します。
 なお、この「熊取ゆうゆう大学 入学案内」の説明文の中で、今回使用する教科書が『国文学研究資料館蔵 橋本本『源氏物語』「若紫」』となっているのは、上記の『源氏物語 鈴虫』の間違いです。昨年度のものをそのまま印刷してしまいました。お詫びをして訂正いたします。

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 これは、昨年度から実施している講座を継続するものです。
 これまでの内容は、以下のブログで確認してください。

「生涯学習講座「『源氏物語』の古写本を読む」のお誘い」(2017年07月07日)

(中略)

「熊取ゆうゆう大学︰「若紫」を読む(その4)」(2017年10月05日)

「熊取ゆうゆう大学︰「若紫」を読む(その5)」(2017年10月19日)

「熊取ゆうゆう大学︰「若紫」を読む(その6)」(2017年11月02日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その7)」(2017年11月16日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その8)「盤」という文字」(2017年11月30日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その9)「天」と「弖」の対処」(2017年12月14日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その10)ひらがなの「天・弖・氐」」(2018年01月11日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その11)ひらがなの「盤・半」」(2018年01月25日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その12)言葉と文字にこだわる」(2018年02月08日)

 
 
 
posted by genjiito at 22:42| Comment(0) | ■講座学習
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