2018年01月18日

お茶室で本年度最後の授業

 今日が大学において、本年度最後の授業でした。
 科目名は「名著講読」。私がこの大阪観光大学に着任する前は、「日本語演習」と呼ばれていたものです。
 それを、「名著講読」という名前に読み替えて、文学の科目として開講しています。
 これまでは、文学を純粋に学ぶ科目はなかったのです。

 ここでは、与謝野晶子の『みだれ髪』を中心にした、和歌を鑑賞する時間としました。
 留学生が多いので、わかりやすい説明をしたつもりです。
 昨年末には、堺市の与謝野晶子に関する記念館へ校外学習に行きました。
 教室を出ると気分は一新され、記念館で晶子の関連資料を見ると、生きた勉強ができました。
 留学生が中心なので、話を聞くだけではなくて、物を見ることも学習を稔りあるものにする上で大事なことです。
 そして、最後となった今日は、日本の文化を追体験しながら語り合おう、ということで、場所をお茶室にしました。
 しかも、一緒にお茶をいただきながら。

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 あらかじめお茶を点てる場を作り、そこで話をしたり、お茶を点てて作法の意味を考えたりと、多彩な内容にしました。
 1人ずつ、自分が気に入った茶碗でお茶も点てました。
 なかなか泡が立たず、苦労しながらも、どうにかそれらしい自分のためのお茶が点てられました。

 最後は、襖の開け閉めを実際にやってもらいました。
 茶道具の後片付けまでも。

 和やかに終えることができました。
 これからも、日本の文学や文化を通して、たくさんのことを学んでほしいと思います。
 一人は、すでに関西国際空港に就職が決まっています。
 まもなく、留学生ではなくて、日本に来ている社会人として生活をするのです。
 異文化の中で、さまざまな体験を経る中で、稔りある日々を送ってほしいと願っています。
 
 
 
posted by genjiito at 21:52| Comment(0) | ◎国際交流
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