2017年12月11日

科研の打ち合わせを帝国ホテルで一日中おこなう

 今回は、日比谷図書文化館での講座と勉強会が終わってからは、赤坂の宿に移動しました。夜の散策の途中に、高層マンションの間から東京タワーが見えました。私が好きな東京タワーです。京都タワーよりも、このスタイルの方が気に入っています。

171210_tower.jpg

 東京の新聞配達店に住み込みで仕事をしていた19歳の時、両親を東京見物に呼びました。そして、お店の車を運転して東京タワーに案内したのです。母が私の車庫入れを褒めてくれたことを、今でも懐かしく思い出します。結婚式は、この東京タワーの真下で挙げました。私が好きな漫画家である西岸良平の『夕焼けの詩』と、その映画『三丁目の夕日』シリーズは、何度も見ました。私にとって東京というと、まずはこの東京タワーです。

 翌日曜日の朝から、帝国ホテルの1階のラウンジで、IT関係者と科研に関する打ち合わせをしました。科研のホームページがまったく進展しないので、新しくやり直すためです。ホテルのロビーには、立派なツリーが飾られています。

171210_tee-hotel.jpg

 目の前に現れたのは、私がコンピュータと出会った36年前にはまだ生まれてもいない若者でした。完全に4世代は隔たってしまっていることを実感します。昔抱いていた夢と今の夢が交錯する、実に楽しい話をしながら、科研で私がやりたいことを語り、支援をお願いしました。彼なら、夢を実現してくれそうです。頼もしい若者とのいい出会いとなりました。

 そのすぐ後、午後からはまた別の方と、今度は場所をホテルの地下に移し、和食をいただきながらの打ち合わせです。今度は、データベースの構築について、その実現に向けた夢のある話です。具体的には、多言語に翻訳された日本文学作品を比較検討するためのデータベースを、どのようにして実現するか、という問題です。名古屋大学の先生を紹介していただくことになりました。
 また、『源氏物語』の写本を翻字してデータベース化して公開することについても話し合いました。打ち合わせを重ねる中で、まずは池田本と大島本の本文を「変体仮名翻字版」でデータベース化し、その2つの本文の違いが容易に確認できるデータベースの構築に取り組むことになりました。これから、その手配に着手します。
 異分野の方の力を借りて、積年の課題を何とか実現したいと思っています。

 あまりにも楽しい話が続いたので、つい話し込んだこともあり、新幹線に乗ったのは、もう夜でした。
 2つの面談は、これまでの課題を新しく展開させる上で、共に数歩前に進むことを確信させるものでした。今年一番の、稔り多い打ち合わせでした。
 車中では、話し合った内容を思い出し、期待に胸を膨らませながら文字にまとめていきました。
 人との出会いに恵まれていることを実感します。このいくつかのプロジェクトも、うまく展開していきそうです。感謝しながらの帰洛となりました。

 京都では、駅ビルの吹き抜けの間から、電飾に彩られたツリーが見えました。

171210_tree-kyoto.jpg

 駅前の京都タワーの前では、これも艶やかな水芸のショーが見られました。
 年の瀬となり、光の粒々が賑わいを盛り上げる演出を手伝っています。
 
 
 

posted by genjiito at 23:42| Comment(0) | ■科研研究
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。