2017年11月02日

熊取ゆうゆう大学︰「若紫」を読む(その6)

 明日から、大阪観光大学では大学祭「第12回 明光祭」が始まります。学内は、その準備のために喧騒状態にあります。この場を借りて宣伝を兼ね、大学祭のパンフレットをアップします。興味のある方は、ダウンロードしてご覧ください。

大学祭パンフレット.pdf

 そのような中で、図書館の一角を借りて、学外の方や学生さんと共に、『源氏物語』「若紫」の写本を読みました。
 今日は、前回の復習をブログの報告記事を見ながら行いました。「新」や「登」などの変体仮名は、この2週間ですっかり忘却の彼方のようでした。根気強く繰り返し変体仮名を見て、目慣らしをする努力は怠らないことです。常に意識して、文字を見る習慣を身につけてほしいと思っています。

 さて、今日集まったのは、昨日、広島大学へ行った学生が中心だったので、タチアナ先生のお仕事の凄さなどが話題となりました。いわば、日本文学を広く見渡しての話に終始しました。

 たまたま話がコンピュータのことに及んだ時のことです。参加なさっている社会人の方が、かつて私がこの大学の前身である大阪明浄女子短大で開催した、パソコンを使おう、という講座に参加なさっていたのだそうです。
 そうなんです。今から20数年前に、この大学では、全国でも最先端のコンピュータ教育を展開していたのです。しかも、アップルのマッキントッシュ50台をネットワークでつなげて。
 その最先端の技術を駆使した教育を、私は推進していました。社会人を対象にした公開講座も実施し、毎年40名もの方々が、コンピュータなるものを触ってみようと、お出でになっていたのです。マスコミや教育関係者の話題にもなっていました。
 また私は、マルチメディア部や、ワールドワイドリサーチ部を作り、学生たちとホームページを作ったりして活動を展開していました。

 私が東京に異動してからは、新しい情報処理を導入した教育は、次第に他大学にマネをされ、特色のないものになったようです。
 その、一番華やかな頃に足を運んでくださっていた方が、今は古写本を読む講座にお出でになっているのです。驚きとご縁の深さに、感慨深く思い出話をしてしまいました。
 このことは、またいつか、当時の資料がみつかれば書きます。

 際限もなく話題が発展したので、今日のところは前回の復習だけで、それ以上には写本を読むことはできませんでした。
 ちょうど、テーブルに映像を投影するプロジェクタがあったので、手元のiPhone の画像を映写し、みんなで覗き込みながら、まさにフリートーキングの講座となりました。

 次回は、2週間後の11月16日(木)午後4時半から、いつものように図書館の入口右横の特設コーナーで、『源氏物語』の写本をテキストにして変体仮名を読んでいます。参加は自由です。立ち寄ってみてください。
 
 
 
posted by genjiito at 23:51| Comment(0) | ■講座学習
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