2017年05月13日

第6回池田亀鑑賞の選考委員会を終えて

 順調に回を重ねている池田亀鑑賞も、今回で第6回目を迎えます。

 昨夜の京都は大雨でした。しかし、朝方から小降りとなり、お昼に阪急池田駅へ着いた時には、すっかり上がっていました。今回も、選考委員会の会場は、逸翁美術館の伊井春樹館長のご高配により、池田文庫の一室をお借りしました。
 今回の応募も、いずれ劣らぬ力作揃いでした。提出された著作物に収録されている論考のいくつかは、すでに読んでいるものがあります。しかし、一つの成果として公刊されたものを総体として評価するため、あらためて各論の構成を加味して読み直します。

 本年3月末日で応募を締め切り、事務局に届いた応募資料などを整理してから、選考委員のみなさまに審査をお願いしました。

 応募にあたっては、応募書類と共に、著作物など各2部を提出していただくことになっています。この著作物の回覧は、選考委員の先生方のご理解とご協力をいただけていることもあり、毎回混乱もなく回せているので、私の負担は回を重ねるごとに軽くなっています。
 問題は、ゴールデンウイーク前後の審査委員の先生方の多忙さです。
 力作揃いの応募作を、客観的な視点で読み込み、それを一点ずつ評価し、選評を文章にして提出していただきます。池田亀鑑賞の趣旨に合った物差しを当てて、丹念に読み通すのです。
 この、膨大な時間をゴールデンウイークの中で確保するのですから大変です。選考委員のみなさまが共通しておっしゃる苦労は、選考のための時間の確保です。もちろん、私もそうです。
 しかし、鳥取県の日南町で開催する授賞式が6月の第4土曜日となっていることは動かせません。ゴールデンウイークがこの選考作業で完全に潰れるのは、致し方のないところです。
 それでも、選考委員のみなさまが毎回確実に締め切りまでに評価書を送ってくださるので、そのとりまとめはスムースにでき助かっています。

 評価についての項目や基準は、すでに公開している通りです。

 応募作の評価については、選考委員全員があらかじめすべてに目を通し、毎回4つのチェック項目について5段階評価をし、それに各委員が講評(200字)を付けた評価表を提出していただいています。
 その4つの評価項目は、次の通りです。
 @地道な努力の成果
 A研究の基礎を構築
 B研究の発展に寄与
 C成果が顕著な功績

 そして、その資料を参考にしながら、自由討議によって選考を進めていきます。


 こうした手続きを経て、本日、無事に授賞作及び授賞者が決定しました。
 もろもろの手続きを経て、近日中に「池田亀鑑賞のホームページ」を通して、第6回の選考結果が公表されます。
 授賞作に関する総評は、来月の授賞式の場で報告します。今しばらくお待ちください。

 そして、第6回池田亀鑑賞の授賞式は、平成29年6月24日(土)に日南町で開催する「もっと知りたい 池田亀鑑と『源氏物語』」の講演会において行なわれます。

 次の、第7回池田亀鑑賞の応募締め切りは、これまで通り来年の3月末日です。日南町での授賞式は、来年6月30日(土)となりました。

 次回も、多くの力作が届くことを楽しみにしています。特に、コツコツと研究に励んでおられる若手研究者の方々からの応募を、心よりお待ちしています。

 参考までに、過去に本ブログ「鷺水庵より」で紹介した授賞式の様子がわかる記事をあげます。
(本年3月に急遽移設した本ブログのため、以下の記事の中のリンク先はまだ不完全であることをお断わりします。)

「第5回池田亀鑑賞授賞式と講演会」(2016年10月01日)

「第4回池田亀鑑賞授賞式と講演会」(2015年06月27日)

「第3回池田亀鑑賞授賞式」(2014年06月29日)

「第2回池田亀鑑賞授賞式と記念講演会」(2013年06月22日)

「盛会だった池田亀鑑賞の授賞式」(2012年03月10日)
 
 
 

posted by genjiito at 23:52| Comment(0) | □池田亀鑑
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