2017年03月24日

江戸漫歩(155)これまでのご厚誼に感謝して巡礼中

 昨年6月中旬から、九段坂病院で足の疣を診てもらっています。これが、なかなか治りません。すでに9ヶ月。それも、当初よりも酷くなっています。そして後一週間で東京を離れます。治療を担当してくださっている先生も、別の病院に転院なさるようです。お互いが、この病院を離れることになったのです。

 今後のことについては、京都の街中で一般的な医院で診てもらってほしい、とのことでした。病名は「尋常性疣贅」でウイルス性だと伝えればいいそうです。誰が診ても同じだとおっしゃいました。

 それでは、なぜ毎週毎週通院して9ヶ月もかかり、しかも治るどころか悪くなっているのでしょうか。今日も、液体窒素だけでなく、化膿している箇所の処置もしてもらいました。このところずっと、痛くて歩きにくくて困っています。
 いただいた「ヨクイニン」という漢方薬は、私にはまったく効きませんでした。効果がないので、先週から飲まなくていいようになりました。
 化膿が酷くなったので、先週からは「ゲンタシン」という細菌の感染を防ぐ塗り薬を塗っています。
 来月から、京都のどこかの病院で診てもらうことにします。

 右足が歩くたびに痛み、それに加えて左足は、昨年7月の骨折以来いまだに熱をもつことがあります。両足を庇っていると、無理な姿勢で歩くからでしょうか、腰が痛くなります。いろいろと身体のパーツパーツが連動しているようです。

 九段坂病院のすぐ前に千代田区立図書館があります。
 千代田図書館の河合さんと幸田さんには、これまでにいろいろとお世話になってきました。その感謝の気持ちとお別れを伝えるために、病院での治療を終えたその足で行きました。
 会議で非常にお忙しい中を、2人とも中座して出てきてくださいました。
 日比谷図書文化館で『源氏物語』の講座を持てたのは、このお2人の尽力があってのことです。中断したままの古書目録の調査も、これからは東京に出て来た時に機会を見つけて、一点でも一冊でも確認を続けたいと思います。いつ終わるとも知れぬ、気の遠くなる調査です。まだ、引き継ぐ人は見つかっていません。

 屋上のレストランで食事をしました。
 皇居のお堀を見おろすと、国会議事堂や東京タワーが見えました。

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 今日は国会内で、ちょうど証人喚問をしている時です。マスコミは、今は人目を引くおもしろいネタがないせいか、このことで大騒ぎをしているようです。しかし、国会はもっと大事なことを話し合う場であるはずなのに、と思いながら、しばらく皇居の景色を眺めていました。

 神田神保町の出版社へも、ご挨拶を兼ねて顔を出してきました。

 途中で、高田郁の「みをつくし料理帖」に出てきた、澪ちゃんがお祈りを捧げていた俎板橋を通りました。今日は大学の卒業式があるらしく、晴れ着姿の女性を多くみかけました。次の写真の右端にも写っています。

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 帰りがけに、地下鉄神保町駅の近くで、焼き鳥屋の「光げんじ」という店を見かけました。このあたりに詳しい方は、よくご存知かと思います。初めて見たので、看板を写しておきました。

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 こうして、行く先々でお世話になった方々にお目にかかり、いろいろな話ができるのは、本当に幸せなことだと思います。自分で足を向けての訪問は、私なりの巡礼だと思っています。口に出すと照れくさいので、お目にかかるだけで感謝の気持ちを伝えたことにしているのです。西国三十三所の巡礼よろしく、お目にかかった方から印をいただけば、私が好きなスタンプラリーとなります。しかし、今回はそうした遊び心はなく、ただ無心に一人でも多くの方に会い、これまでの感謝の気持ちを自分なりに確認して歩いているのです。

 みなさまとの、いい出会い、充実した仕事、楽しい語らいができたことに、心より感謝しています。いい18年でした。
 これからは東京に出てきた時に、またお目にかかる機会を作りましょう。
 折々に気にかけていただき、ありがとうございました。
 
 
 

posted by genjiito at 07:25| Comment(0) | ・江戸漫歩
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