2016年12月17日

銀座探訪(36)9年ぶりにアナログのシステム手帳を新調する

 9年前に、ノックスブレイン社のシステム手帳を、銀座の伊東屋で買いました。

「銀座探訪(5)手帳を探す」(2007年11月 9日)

 それまでにも、各社のシステム手帳を使ってきました。
 最初は1980年代に、聖書サイズのファイロファックスでした。山根一眞氏の影響が大きいものでした。
 以来、ノックスブレイン、エンポリオアルマーニ、アシュフォード、バインデックス、等々、いろいろな革製品を使ってきました。6穴のバインダーに、リフィルといわれる記入用紙をセットして使います。今も、記入済みの膨大な量のリフィルが、記録物として残っています。
 自分なりの設計によるリフィルも、用途別にたくさん試作してきました。着せ替え人形のように、リフィルを取っ換え引っ換えして楽しんでいました。6穴の穴開けパンチが大活躍をしました。

 しかし、2011年8月11日を境にして、日々の記録媒体はシステム手帳から iPhone へと移行しました。

 私が iPhone を使いだしたのは、2008年8月からです。
 以来、アップルとグーグルの電子カレンダーに、日々の予定などを記録してきました。
 過去のデータを確認したところ、電子版のカレンダーは2009年11月19日からのものが残っていました。
 このカレンダーの情報と、毎日記しているブログを通覧すると、私が生きてきた日々は、ほぼ再現できます。しかし、こうした電子的な記録がいつまで正確に再現できて確認できるかは、はなはだ心もとない気がしてきました。

 折しも、このイオ・ブログも、2017年3月31日(金)15時をもって、サービスは終了となります。これでまたまた、私が利用していた4つ目のサイトも閉鎖されます。
 電子デバイスは乗り換えながら、データをなんとか引きずっています。しかし、もうこのあたりが限界では、と思うようになりました。
 息子の話では、インターネットの次の世界が用意されだしたとのことです。今のコンピュータとの関わりも、また新たな時代へと突き進みそうです。

 アップル好きの私は、アップルウォッチを一時期腕にはめていました。しかし、3ヶ月も持ちませんでした。このブログに書く暇もないうちに、玩具と化してしまったのです。アップルの大失敗の試作品だといえるでしょう。iPhone との連携に失敗したのです。これが生き返ることは、もうないでしょう。それだけ、ネット社会ともてはやされて来たインターネットが、しだいに変質しだしているのです。
 アップルウォッチの復権があるとしたら、インターネットの次のネットワークシステムの中で生まれる可能性はあるかもしれません。その時にまた、アップルウォッチを腕にしようと思います。

 生来の新しもの好きなので、このインターネットの次の世界にも首を突っ込むはずです。しかし、これまでのように、全幅の信頼のもとに使うことはないと思います。
 特に記録は、紙に文字で書いたものが一番いい、と思うようになって来ました。
 千年近く前の古写本を研究対象としている身としては、当然のことかもしれません。

 目まぐるしく変わる世界なので、電子データに十全の信を置けなくなりました。
 その点では、紙に書いた記録の持続時間は、比べ物にならないほど長寿命です。
 そこで、銀座の伊東屋で新しくシステム手帳を買ってきました。アシュフォードの製品です。


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 これは、表表紙のポケットに iPhone が入れられます。デザイナーは、そのような用途を想定して作ったとは思われません。しかし、私にはこうした活用ができるので、数ある中から慎重に較べて、これに決めました。伊東屋の専属アドバイザーの女性の助言も、大いに参考になりました。
 リフィルに手書きで記録しながら、大量のデータはiPhone で管理する、という使い方を考えています。

 来年度からは、これまでとは生活が一変します。その生活パターンを考えて、このシステム手帳とiPhone が共生した組み合わせで、日々の情報管理をしていきたいと思っています。

 とにかく、新年に向けてスタートしました。
 ペンを持つということで、新鮮な感覚を思い出しています。
 入力から筆記へと、記録方法が変わります。
 ものの見方や考え方にも、それなりの変化があることを期待しています。
posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | ・銀座探訪
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