2016年09月01日

池田研二先生のお宅で父亀鑑の遺品を確認

 10月1日(土)に予定している池田亀鑑賞授賞式と展覧会及び、現在編集を進めている『もっと知りたい 池田亀鑑と「源氏物語」第3集』(新典社刊)の打ち合わせのため、池田研二先生のお宅へ行って来ました。

 今日は、池田亀鑑賞と展覧会「日南町ゆかりの文学者たち(池田亀鑑)」の主催者側として、日南町からお越しの久代安敏さん(池田亀鑑文学碑を守る会事務局長)と浅野康紀さん(日南町図書館主任司書)もご一緒でした。

 研二先生は、私が地下鉄大江戸線の門前仲町駅から一本で行ける、便利なところにお住まいです。かつて父亀鑑が住んでいたご自宅です。

 余裕を持って出かけ過ぎたせいか、あらかじめ調べてあった時間ちょうどにホームに入ってきた電車に乗ったところ、何と反対方向に行く電車だったのです。同じ時間に上りと下りが入線することを知らず、時間通りに先に入ってきた電車に、無意識に乗ってしまったのです。

 東京の地下鉄は網の目のように張り巡らされています。引き返さずに、2つ先の森下駅と10駅ほど行った新宿駅で乗り換えることにしました。
 ところが運悪く、新宿で乗り換える電車が、車両点検のため大幅に遅れたのです。鳥取からおいでのみなさまとの駅での待ち合わせはキャンセルし、遅れて伺うことになりました。

 電車は時間通りに走っているものだ、という、平和過ぎる日本に安住している自分の感覚が、かくも麻痺していることを痛感しました。トラブルは自分が関知しないところで発生するものだと、平和ぼけしていたことにあらためて気付かされることとなりました。

 研二先生のお宅では、今回日南町で開催される池田亀鑑展で展示する、遺品や資料等の選定のお手伝いをしました。
 展覧会では、本邦初公開となる貴重な品々が並ぶことになります。9月23日(金)〜10月16日(日)に開催される日南町美術館で展示されますので、この期間にぜひとも日南町に足をお運びいただければと思います。

 その他、どなたもご存知の文豪(谷崎潤一郎等)からの手紙やハガキも、展覧会場に展示されます。
 今回確認できた、膨大な量の信書類をどうするかは、今後の課題です。

 何とかして、手紙類を時間の流れに沿って並べ直すことに、一日も早く着手したいものです。そして、内容を精査・解読して、池田亀鑑の研究や周辺の人々のつながりや流れを、明らかにしたいものです。

 書きかけや推敲の跡が随所に見られる原稿も、その数は数えきれないほど多いのです。これについては、すでに印刷刊行されたものとの照合も必要です。

 中でも、『花を折る』への収録を見送られた文字起こし原稿や資料が、百点近く確認できました。これらは根気強く整理した上で、『花を折る』の続編として多くの方に読んでいただけるようにしたいと思います。

 どのような形にするのかを思案中です。楽しみにお待ちください。
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | □池田亀鑑
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