2016年01月11日

銀座探訪(34)並木通りの夏目漱石と「野の花 司」

 銀座といっても、有楽町駅に近いソニー通りと並木通りとの間で、夏目漱石の新聞連載小説の挿し絵を見かけました。


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 現在、銀座6丁目の並木通りでは、朝日新聞社の銀座朝日ビルが建設中です。その工事現場の囲いに、漱石の姿と新聞連載当時の「三四郎」と「明暗」の挿し絵が描かれているのです。


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 私が朝日奨学生として東京で新聞配達をすることになった昭和45年には、有楽町にあった本社で諸手続きと専売所の所長に面接をしました。
 その有楽町に本社が移転する昭和2年までは、ここに社屋があったのです。

 この囲み塀の絵は、本年6月まで見られるようです。ビルの完成は、来年の秋です。

 漱石は明治40年に東京朝日新聞社に入社しています。同じ頃に、石川啄木もここに勤務していたのです。その記念碑も、この囲いの前にあります。


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 碑には、「京橋の瀧山町の 新聞社 灯ともる頃のいそがしさかな 啄木」と短歌が記されていました。

 このあたりでは、多くの建て替え工事が行われています。ちょうど、そんな時期にあたるのでしょう。無粋なトタンやビニール塀だったり金網である現場が多い中で、これはなかなか楽しい計らいです。しばし立ち止まって壁面を眺められるのは大歓迎です。
 この他の工事現場でも、いろいろと面白い囲いの絵があります。折を見て紹介します。

 銀座3丁目にある松屋の裏の「野の花 司」に立ち寄りました。


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 ここは、「野の花」と「茶花」の専門店です。銀座のど真ん中に、こんな山野草のお店があるのですから、この一帯はおもしろいところです。
 2階でお茶と軽食を、と思って行きました。しかし、満席でした。また次の機会としましょう。


posted by genjiito at 21:54| Comment(0) | ・銀座探訪
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