2015年12月26日

歳末に大和平群でお茶のお稽古

 秋口から土曜・日曜にさまざまなイベントが入っていたため、ほぼ2ヶ月ぶりのお稽古です。今日も、入子点(いれこだて)をお願いしました。

 昨夜は、娘夫婦が夜中に来てくれて、これまでの復習をしました。
 丸卓の地板に水差しを置き、天板に右上から棗と柄杓と蓋置きをセットしたら始まりです。

 1ヶ月以上も間が空くと、すっかり忘れています。娘と婿殿からは、温かい同情を受けながら、四苦八苦の練習です。

 夜の夜中に、ああでもない、こうだった、そうそうと、何ともおかしな会話が続きました。

 今日、先生の前でやってみると、最初から「あれっ、あれっ」となります。
 あらかじめ丸卓に置いておく柄杓の向きからして、真っ直ぐではなくて斜めだったのですから。
 最後の壮付けの形がきれいだったので、それが印象深く目に焼き付いていたのです。

 茶巾を畳み直すことも、すっ飛んでいました。

 お客人は二人の場合を想定したお手前をお願いしているので、その流れも事細かに教えていただきました。

 いつもは頭が混乱するので、一回だけのお稽古にしています。しかし、今日は珍しく、もう一回おさらいをお願いしました。わがままを言いたい放題で申し訳ないことです。

 二回目には、どうしてその動作がここに入るのか、その意味と流れがわかりかけてきました。しかし、先生からは、頭ではなくて身体で覚えるように、とびしっと言われてしまいました。

 これは、お茶室からの出入りが少ないこともあって、年配の上級者がなさるお点前だそうです。しかし、我が家にお越しになるお客人は、一緒にお話をすることが中心となる方々なのです。そのために、あまり私が座を立たなくてもよくて、それでいてお茶室には道具類が見えている方が、お互いに和やかな時を共有できると思います。

 そんな思いから、今はこの入子点を素人なりに会得しようとしているところです。
 目標をもってお稽古をしていると、できた、できないはもとより、お客人との対話の楽しさも倍増するのです。

 帰り道、葵橋から月を見やると、晴れ渡った夜空にきれいな満月が煌々と照っていました。


151226_mangetsu




 今年最後の満月を眺めながら、無事に歳を越せるありがたさを身にしみて感じることができました。
 折々に支えてくださった方々に感謝しながら、我が家へと向かいました。
posted by genjiito at 23:16| Comment(0) | *美味礼賛
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