2015年12月08日

『源氏物語』の本文に関する豊島科研の研究会(ご案内)

 年末の恒例となった、豊島秀範先生の科研による公開研究会に関するご案内です。

 豊島秀範先生が取り組んでおられる科研費研究の基盤研究(C)「源氏物語の新たな本文関係資料の整理とデータ化及び新提言に向けての共同研究」では、第2回となる共同研究会を、平成27年12月19日(土、13:00〜18:00)に開催されます。会場は、國學院大學120周年記念2号館1階2102教室です。
 科研Aの時から通算で22回目となります。

 本文研究の分野は、研究者が極端に少ないのです。
 そうした中で、こうして研究が続けられているのですから、その成果も着実に積み重ねられています。
 地道な基礎研究です。
 すぐには成果が見えてきません。
 資料作成には手間がかかります。
 しかし、こうして長く続けていくうちに、若者が興味を持ってもらえることを願って、倦まず弛まず研究会は続いているのです。

 この研究会では、『源氏物語』の研究の中でも、源氏物語の本文関係の資料を扱った研究の最新の成果が提示されます。
 今の若い研究者には、このような研究があることを知る、よい機会かと思います。
 参加は自由ですので、お気軽にお越しください。
 研究仲間が限られているので、多分に内輪の集まりという雰囲気があるかと思います。
 しかし、会場にいる者に声を掛けてください。
 いろいろなことが教えてもらえて、得るものが多い時間を共有できるはずです。

 今回は、次の研究発表が予定されています。


河内本の本文の特徴―「若紫」巻を中心に―(豊島秀範)

「おぼす」と「おもほす」の偏向(神田久義)

類義語と本文異同(中村一夫)

字母から見たハーバード本「須磨・蜻蛉」と歴博本「鈴虫」(伊藤鉄也)

三条西家源氏学における本文と註釈の形成史(上野英子)

東海大学桃園文庫蔵零本「浮舟」巻本文の位置(上原作和)
posted by genjiito at 21:38| Comment(0) | ◎源氏物語
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