現在の高校の古典の教科書では、「仁寿殿」は「じじゅうでん」で点訳されています。
ふりがなも、そのはずです。
「大鏡」の「若き日の道長」肝だめしのところ、第一学習社です。
本文テキストデータを音声パソコンで読みあげすると、「にんじゅでん」(学校の職員室の私のパソコン)だったり、「つとむことぶきどの」(自宅パソコンはこれ)だったり。
音声読み上げソフトの種類・バージョンにもよってまちまちです。
点字使用者が漢字を正しく読み上げてもらうのは、古文、漢文では難しいです。
どれが本当のよみなのか、わからなくならないようにしないと、と思っています。
生徒にも、先生方にも、特に試験問題の点訳をするとき、教科書通りにと、確認してもらうことにしています。
私も源氏物語ゆかりの地めぐり、機会があったらお願いしたいです。
距離感がつかめるというのは、素晴らしいですね。
実際に歩いてわかること、何よりだと思います。
古文の教科書の本文を、音声読み上げソフトで確認しておく必要がありますね。
全国の盲学校での教育現場では、どのように対処しておられるのでしょうか。
目が見える見えないの問題ではなくて、正しく生徒や学生に伝わっているか、ということの確認のためにも、情報を集めてみる必要がありそうです。
どなたか、情報をお寄せいただけませんか。
また、調査されたことがおありの方がいらっしゃいましたら、その経緯と結果をお知らせいただけませんでしょうか。
「仁寿殿」や「紫宸殿」の読み方に留まらず、さらにいろいろな問題点も浮上することでしょう。
日本の文化を、各自が持つハンディキャップにかかわらず、等質な情報として均一で平等で正しくバトンタッチしていくためにも、この確認は大切なことのように思います。
また、内裏の中や都大路を歩く事は、身体で古典を読むことにつながります。
目が見えない方にこそ、この体験を通して、実感的に『源氏物語』を読んでもらえたらと思っていました。
清涼殿から淑景舎(桐壺)に行くのには、北に105歩いて右に曲がり、まっすぐ90歩行くと着くのです。
渡邊さんの希望に応えるべく、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉として京都散策の取り組みも考えたいと思います。
なお、この『源氏物語』ゆかりの地とされた40箇所において、ハンディキャップの方への配慮は皆無です。もちろん、源氏千年紀が終わった今では、見常者である旅人への配慮もなく、ただ設置されているだけの状態です。これも、なんとかしなくてはいけませんね。
12月5日に、広瀬浩二郎さんのグループのイベント「視覚障害者文化を育てる会(4しょく会)」で宇治を散策しますので、こうした折に私も案内方法やコツを学んで来ます。
このイベントの詳細は、近日中にこのブログでも案内します。
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