2015年09月07日

井上ひさしの「國語元年」上演中

 過日、本ブログに「読書雑記(140)井上ひさし『國語元年』」(2015年08月21日)をアップしました。

 その直後、毎日新聞(2015年08月25日 東京夕刊)にこの作品が演劇化されて上演される記事が掲載されました。
 毎日バタバタするばかりの日々なので、このことを取り上げることを失念していました。

 すでに公演は始まっています。
 9月1〜23日、東京・新宿の紀伊国屋サザンシアター。
 今後は、兵庫、愛知、宮城、山形を巡演するそうです。

 井上ひさしは、その本のあとがきで、ぜひテレビドラマを観てもらいたいので、制作元であるNHKにハガキでリクエスト攻勢をかけてほしい、と言っていました。

 今回は、演出家の栗山民也による演劇です。
 1986年の初演から手がけ、10年ぶり5演目となるそうです。
 文部官吏の南郷清之輔は、八嶋智人が演じています。

 毎日新聞の記事によると、栗山氏は次のように語っています。


作品の持っている普遍的な題材が、すごく緩んだ今の日本に対して、必ずいろんな起爆剤になるんですよね。井上さんがやりたかったのは、いろんな土地の言葉がぶつかる健康さ、人間がぶつかることのすてきさ。『國語元年』は単純な物語なんですけど、あらゆるオーケストレーションの音が絡み合って、ぶつかり合って豊かなものが生まれてくるんです。
(中略)
井上さんは<むずかしいことをやさしく>と言ってましたが、そこで終わっていなくて<やさしいことをふかく>なんですよね。


 今回の公演は、ぜひとも観たいと思っている演劇の一つです。
posted by genjiito at 22:16| Comment(0) | ◎情報社会
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