昨年の様子は、以下の記事をご笑覧ください。それ以前の記事にも、中のリンクからたどれます。
「京洛逍遥(333)下鴨神社の御手洗祭 -2014」(2014年07月26日)
今年は今日が初日で、しかも午前中だったので、比較的楽に入れました。
みたらし池に入る前に、靴をビニール袋に入れて、裸足になります。
この下鴨神社のみたらし祭(御手洗祭)は、京の夏の風物詩となっています。
1年の折り返し地点であるこの時期に、平安時代から貴族たちは禊をすることによって、罪やけがれを祓って来ました。裸足でみたらし池に入り、膝まで水に浸かってノソノソと歩く「足つけ神事」は、無病息災を祈るものです。
最初は、池の水の冷たさに足を引きます。しかし、そこを我慢して歩みを進めると、次第に冷たさに足が麻痺し、みたらしの水の感触が爽快感を呼ぶようになります。
こうして、自分の身体を祭礼の中に実感を伴って置くことで、古代の禊ぎの風習が今に蘇ります。非常にわかりやすい、実感実証の伝統文化の継承です。
こうしたことが、千年以上を経た今も伝わっていることに、日本文化の永続性をあらためて見直しました。参加型のこの民俗行事は、誰でも容易に体験でき、しかも爽快感が残るイベントなのです。これが、永く続く秘訣なのでしょう。
池の中では、入口で渡された蝋燭に火を灯し、火が消えないようにそっと運んでお供えします。
その後、みたらし池から上がって足を拭き、靴下と靴を履くと、浄めのお水をいただきます。
これで、身も心も生き返り、今年の後半へ向かう鋭気が養われるのです。
裸足で冷たい水の中を歩き、清らかな水で喉を潤すことで、その清新の感触を味わえるのです。
下鴨神社から出町柳の桝形商店街に足を向け、おばんざい屋の「出町ろろろ」で4人揃って昼食をいただきました。ここは、なかなか予約がとれないお店です。お薦めのお店ですので、機会があるたびに予約にチャレンジしてみてください。
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