2015年03月15日

京洛逍遥(347)お茶のお稽古の後に話題の下鴨神社へ

 昨夜は、自宅に来てくれた娘夫婦と一緒に、豆乳鍋をいただきました。
 賑やかに食事をするのは、何かと難のある我が身体にもいいことです。

 今朝は、多忙でお茶のお稽古ができない日々なので、娘が特訓をしてくれました。
 菓子器は、白山焼という焼き物で知られる藤川白鳳さんの作になる、宇治橋と柴舟が描かれたものを使いました。茶木さんのお店でいただいた、『源氏物語』に関する絵柄の器で、80年ほど前の作品のようです。


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 宇治橋と柴舟をテーマにしたものは、出光美術館所蔵の「宇治橋柴舟図屏風」(江戸時代、六曲一双)でよく知られるように、宇治十帖にイメージを通わすものです。
 気持ちだけでも『源氏物語』につながる演出になればと思っています。

 久し振りのお点前なので、横から娘に突っ込まれながらのお稽古です。


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 なかなか思うようにはできません。
 一通りお点前のおさらいをしてから、娘達が結婚式を挙げたことから親近感を一層深めた下鴨神社へお参りに行きました。

 御手洗川の辺に咲く光琳の梅は、今が満開です。


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 楼門を出て南に真っすぐ歩いて御蔭通りを渡ると、出町柳に向かう表参道の左右は、最近話題の区域です。


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 今月2日に、この境内の南側の一部を高級分譲マンションにする、という発表がありました。
 写真の左が老朽化のために取り壊しとなる研修道場で、右が今は駐車場となっている場所です。
 この世界遺産である「糺の森」の隣接地9600平米を、50年間の期限付きで貸し出すというのです。
 高さ10メートルの鉄筋コンクリート造り3階建てを8棟(計107戸)建設し、式年遷宮の費用を捻出するのだそうです。本年11月に着工し、2017年2月に完成する予定だとか。

 厳しい現実の中で、思いきった下鴨神社の決断には驚きました。
 しかし、いかにも京都らしくて違和感はありません。
 さて、どのようなマンションができ、この糺の森の景観がどう変化するのか、今から楽しみです。
posted by genjiito at 22:55| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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