2015年03月14日

京洛逍遥(346)京都のワックジャパンで『源氏物語』を読む

 朝の雨が昼前には上がり、賀茂川では鷺や鴨が土手に上がってのびのびしていました。


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 鷺が、何を見つけたのか、急に飛び立ちました。
 鴨たちは、目の前の餌を探すのに必死です。
 それぞれに、自分たちの視野で生きています。


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 明日の午前中は家でお茶の練習をするので、ワックジャパンへ行く途中にある寺町通りの一保堂で、お抹茶を少しいただきました。
 お店の壁には、時代を感じさせる茶壺が並んでいます。


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 今日のワックジャパンでの『源氏物語』の勉強会は、ことばの意味に始まり、日本文化と国際交流に及び、果ては京都について、フリートーキングの日となりました。
 そのため、ハーバード大学本「蜻蛉」も、『十帖源氏』の「明石」も、進みませんでした。

 雨上がりの京町家の庭は、落ち着いた雰囲気のたたずまいです。


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 この2階に、今日もみんなで集まっての学習会です。

 懇談会となったことの発端は、「こどもたち(子供達)」からでした。
 本来は「子(こ)」に複数を示す接尾語「ども」がつき、それにさらに複数を表す接尾語がついて「こ・ども・たち」となった、ということからでした。

 その話が発展し、「おみおつけ」を漢字で書くとどうなるか、となりました。
 辞書には、「おみ‐おつけ 【御味御汁・御味御付】」とあります。しかし、【御御御付】もあるようです。これが、女御詞から来た味噌汁のことであることを、若い方々には連想できないようです。
 「御」という接頭語がいくつ積み上がるのか等々、興味は果てしなく拡がります。

 そんな楽しい展開の中で、「茶ぁしばきにいこか」という言葉が出てきました。「喫茶店に行こうよ」という意味で、関西で使われる言葉です。
 私は使ったことがありません。テレビで流行った言葉かもしれません。
 さすがに、関西以外の方にはわからないことでしょう。大阪や神戸あたりはともかく、京都ではこの言葉を使うことはない、というか、なかったと思います。

 その他には、文学や文化に関することや、中国と韓国との文化交流のことなど、休憩時間もなしに4時間も、ああでもない、こうでもないと語り合いました。
 なかなかこのような話に熱中することもないので、今日は『源氏物語』の古写本を読むことを忘れ、この話題に終始しました。

 部屋の隅には、ニュージーランドからお出での方が体験学習で活けたというお華が、じっと話を聞いてくれていました。


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 次回は、4月4日(土)の午後1時から5時までです。
 こんな、自由気儘な源氏読みをしています。
 興味と関心をお持ちの方の参加をお待ちしています。
posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | ◎NPO活動
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