2015年02月19日

機内で観た映画『るろうに剣心』と『ガンディー』

 海外に行く時、機内で観る映画は毎回楽しみの1つとなっています。
 今回は、ネットで何が観られるかを、事前に調べておきました。しかし、JALの共同運行便だったことと、機体が英国航空だったせいか、まったく違うメニューでした。
 おまけに、座席の前のポケットに、映画や音楽の情報誌がありません。私の席には、ショッピングの冊子もありません。隣の席は、ショッピングの冊子はありました。出発前に、機内の確認が疎かだったったようです。

 画面も小さくて、おまけにすべて英語です。日本語モードで検索すると、5本だけ日本語でタイトルが表示されました。
 日本映画は『るろうに剣心 京都大火編』しか見つかりませんでした。英語のリストの中にでも紛れ込んでいたのかもしれませんが。

 『るろうに剣心 京都大火編』は、一応最後まで観ました。しかし、血を血で洗うシーンが多くて、食傷ぎみでした。迫力のある画面だったので、つい見つめました。このパワーは凄いと思います。ただし、このような映画に縁のない私は、見終わってから人間の愚かさだけが印象として残りました。大半の時間が、人を殺すシーンなのです。そういう分野の映画なのでしょう。
 我が家の子供が、この漫画を見ていたように思います。話を聞いていたら、幕末から明治の頃を舞台とする話のようでした。しかし、実際の映画は残酷なので、あまり子供には見せたくないものです。
 ハリウッドの野蛮なアクション物を真似しているのでしょう。日本人の共感は得られない映画だと思いました。

 他には、『ガンディー』を観ました。
 最初と最後のシーンにあった、ガンディーが撃たれた時に発した言葉は「オー!ゴーッド」と聞こえました。しかし、私の記憶では「へイ!ラーマ」と言ったように覚えています。インドで中島岳志君と一緒に暮らしていた時、彼に墓所に案内してもらい、その時に「へイ・ラーマ」と言ったことを聞いたように思います。「ラーマ」の意味とともに。博識の彼から、懇切丁寧な話を聞きました。今あいまいなので、帰国後にまた調べてみます。

 なお、この『ガンディー』は字幕のない英語版だったので、これから行くイギリスでの耳慣らし、ということになりました。映画の中での会話はほとんどわかりません。ただし、この映画はすでに2回も観ているので、話の筋はわかりました。
 インドの風景をきれいに切り取っています。現実とは異なる、それでいてインドらしいイメージが膨れ上がります。群衆の描き方も含めて、カメラワークがいいと思いました。

 このいい映画を観た後、JALも共同運行をするなら、字幕付きにするとか、もっと日本人の乗客のためのサービスを心がけたらいいのに、と思いました。

 この便は、すべてが英国航空の主導権の元に運行されています。これでは、思いやりに満ちた日本人には、無愛想のすすめという異文化体験の空間に身を置くことになります。

 いろいろと事情があることでしょう。しかし、日本として少しでもこの便に関わるのであれば、「もてなす」という精神を放棄してはいけません。JALの再生は、そこにしかないのですから。
 これは、温かい心で人を見つめる、日本文化の発現の場でもあります。ここに誇り持つべきです。
posted by genjiito at 07:07| Comment(0) | ◎国際交流
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