2015年02月02日

映画「マエストロ」を公開初日に豊洲で観て

 映画「マエストロ」が公開された初日(1月31日)に、初回上映で観ました。
 どの映画館で観ようかと思案した末、人混みの中の有楽町と日本橋の映画館はパスをして、宿舎から一番近い豊洲にある「ユナイテッド・シネマ豊洲」にしました。「ららぽーと豊洲」の3階にあります。ただし、この映画館に入るのは初めてです。

 映画館の休憩スペースからは、目の前には晴海大橋が、その左には東京オリンピックで選手村となる工事が始まっている有明地域が望めます。


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 ネットでチケットをあらかじめ確保しようとしました。しかし、手続きが煩雑でうまく取れないまま、映画館のカウンターに行って座席を確保しました。
 ネットでの手続きは、未登録者にとっては敷き居の高いものとなっていると感じました。ネットは便利なようで、うまくいかない時には面倒なものです。

 さて、予想通り初日の初回上映ということもあり、入場者は少なかったので楽に観られました。小さなスペースでも、座席と足元はゆったりとしています。最近の傾向です。

 私はクラッシック音楽には馴染んでいません。高校の教員時代に、音楽と歌舞伎の熱烈なオタク先生と仲が良かったので、いろいろな情報が自然と入っていました。
 私が『源氏物語』の異本や異文に興味をもっていたこともあり、彼からはブルックナーの交響曲の異版のことをたくさん教えてもらいました。そのこともあり、ブルックナーのLPのほとんどを購入しました。
 今も、ブルックナーだけは聞く機会があります。最近は、交響曲第0番が気に入っています。

 今回の映画では、ベートーヴェンの「運命」とシューベルトの「未完成」がたっぷりと流れていました。映画としては異例です。指揮者の佐渡裕氏が、しっかりとバックで支えておられたからでしょう。また、ピアニストの辻井伸行氏の音も、エンディングでゆったりと聞きました。

 興味深い人間のドラマを観ながら、いい音楽も聴くことができました。1粒で2度美味しい映画です。

 ヴァイオリニストでコンサートマスター役をつとめた松坂桃李さんは、昨年の「テレビドラマ『全盲の僕が弁護士になった理由』を観て」(2014年12月01日)から注目していました。そして今回も、その持ち前の本物指向から徹底的な観察力によって、役柄の研究をされたようです。鎖骨にアザができるほど、ヴァイオリンの練習をされたとか。勉強熱心でありながら、それでいて演技ではごく自然に振る舞えるのが、この松坂さんのいいところだと思っています。

 緩急の妙が発揮された映画でした。
posted by genjiito at 23:50| Comment(0) | *身辺雑記
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