2014年09月26日

バンクーバーの中心地であるダウンタウンを歩いて

 朝7時。ブリティッシュ・コロンビア大学のキャンパス内にあるゲストハウスで、爽やかに目覚めました。
 窓の下には、木立の中を研究室に向かわれる先生の姿が見えます。


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 昨夜はどっと倒れ込むように寝ました。
 手元にあるiPhoneが、私の睡眠を見守り、分析してくれています。


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 突き出た青色が深い眠りを、水色が浅い眠り、オレンジ色が覚醒時間を示しています。
 この異国の地での第1夜は、4回も目覚めていたのです。あまりの寒さに、暖房のヒーターを高目の温度設定にしていたことと、持参したユニクロのヒートテックの下着も関係するのでしょうか。時差ボケも加わるかもしれません。

 iPhoneの上部に表示されたウォーキングに関するコメント欄には、称賛の言葉が届いていました。腕に装着している「Jawbone / UP24」という健康管理グッズは、おだてたり褒めたりと、いいタイミングで励ましてくれます。このウェアラブルコンピュータについては、「京洛逍遥(326)三条河原町からバスで帰宅」(2014年07月06日)と、「江戸漫歩(86)背中を意識して国営昭和記念公園を歩く」(2014年09月10日)で報告した通りの、健康が気になる方にお勧めするグッズです。

 お昼ごはんは、バンクーバーの中心地であるダウンタウンのウォーターフロントまで出かけました。
 チャイナタウンにも足を向けました。


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 しかし、あまり人気のない地域だったので引き返し、ギャスタウンで食事をしました。
 ウォーターフロント駅周辺は、観光客で賑わっています。バンクーバー発祥の地であるギャスタウンは、石畳やレンガ造りが19世紀の風情を感じさせる、とのことです。
 


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 名物の蒸気時計も、15分毎に汽笛を鳴らしていました。


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 もちろん、しっかりと寿司屋のチェックも怠りません。ただし、回転寿司はなかったので入りませんでした。
 海外では、回転寿司に限ります。しかも、日本人向けではなくて、地元の方々が入る回転寿司屋が一番です。そこにこそ、日本文化が変容した姿があるからです。

 日本人が入る和食の店は、みんな日本での味と比べて「まずい、まずい」と言いことによって自己満足しておられます。しかし、日本の文化がその土地土地でどのように受け入れられているのかを知るのが、私の回転寿司屋巡りの原点です。
 海外で、日本の味の「再現」を望むのは筋違いだと思います。気候風土も環境も、さらには食材も文化も異なるのですから。
 その国のその土地での創意工夫がどのようになされているのか。それを、私は楽しんでいます。


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 ついでに、ブリティッシュ・コロンビア大学の近くの和食屋さんも。


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 さて、ウォーターフロント駅周辺を歩いていて思いました。目の不自由な方にとって、この街はどうだろうかと。
 そういう観点から街を歩くと、石畳やレンガの道ということもあり、点字ブロックはまったくないことに気付きます。道や建物にも段差が多いことも気になりました。

 車椅子の方を見かけました。しかし、その移動は限られた範囲であって、現状のバンクーバーでは大変です。障害者対策はこれから、ということなのでしょうか。日本よりも相当遅れているように思えました。これから、新たな街造りが進むことでしょう。

 もっとも、紙幣には思いやりが見られます。紙製の古いお札には、右上に点字があるものの凹凸が潰れやすいので識別は難しい状態です。しかし、プラスチック製の新札には、左上に点字がはっきりと刻印されていました。


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 午後は、明日も研究発表をしていただくカリフォルニア大学のダシー先生が刊行された『万葉集』に関する、出版記念トークイベントが大学のアジアンセンターでありました。


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 すべて英語であったことに加えて時差ボケもあり、なかなか集中してお話を伺えなかったことは申し訳ないことでした。
 明日は、私が進行役でもあるので、午前と午後のディスカッションで発言をしたいと思います。

 その後は、明日の研究集会の打ち合わせ会をしました。お忙しい中を、会場の手配から集会の準備に至るまで、諸事万端整えて迎えていただいた、ブリティッシュ・コロンビア大学のジョシュア・モスウ先生とクリスティーナ・ラフィン先生には、そのお心遣いの細やかなことに感謝します。ありがとうございます。

 無事に明日の発表者が全員揃いました。明日は、大いに盛り上がる研究集会となることでしょう。

 今日は、リストバンド「UP24」の報告によると、14,602歩も歩いたとのことです。ダウンタウンの散歩が利いています。

 明日のイベントを予祝する意味からも、1人でワインをいただこうと思い立ちました。ワインは手元にあっても、コルクを抜く「栓抜き」が、と思った時、この部屋は調理器具が完備されていることを思い出しました。立派な栓抜きが引き出しの中に鎮座しています。


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 これで、1人だけの乾杯です。
posted by genjiito at 17:26| Comment(0) | ◎情報社会
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