2014年07月20日

京洛逍遥(329)お茶の特訓と黒樂茶碗

 朝から自宅でお茶のお稽古です。


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 これは、私のお稽古というよりも、婿殿のための特訓です。
 樂茶碗が大のお気に入りとなった婿殿が、秋に樂家ご当主のお茶席に行くことになり、そのために急遽お稽古をすることになったのです。


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 お茶菓子は、昨日娘が差し入れとして届けてくれた笹屋伊織の祇園祭。
 お抹茶は、昨日ワックジャパンで『源氏物語』の勉強会をした帰りに立ち寄った、一保堂の「幾世の昔」。
 茶花は、家の庭に咲いているツルハナナス(蔓花茄子)。


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 その横に、先日の「大徳寺「古田織部400年遠忌追善茶会」」(2014年6月11日)で筒井紘一先生からいただいた、山田松香木店の印香「花京香─紫野印香揃え」の中から「朝顔」を置いてみました。

 これらは、すべて初心者が遊び心で好き勝手に並べてやっていることなので、鋭い突っ込みはなしということで……

 秋の本番までは、何度もこうしたお稽古をすることになりそうです。
 お稽古とは言っても、何か正式な茶事があるとか、試験があるわけではありません。ああだこうだと、思い思いに関西流のボケとツッコミでやっているので、お気楽なものです。

 下鴨神社脇の糺の森にある生研会館へ、ハンバーグを食べに行くことになりました。すると、突然のにわか雨。下鴨中通から下鴨本通の糺の森へと、急ぎ足で向かいました。あらかじめ電話をしておいたので、4人席でゆったりといただきました。ここは、「美味しい洋食屋さん」(2012年8月29日)です。

 樂茶碗が気に入った婿殿のために、下鴨東本町にある古美術の「茶木」さんへ行ってみることにしました。
 生研会館を出ると、またまたすごいにわか雨です。タクシーで茶木さんのお店に横着けしてもらい、大雨の中を急いで入ろうとした時です。妻が玄関先で足を滑らせて転倒したのです。事無きを得ましたが、濡れたタイルには気をつけなければいけません。大騒ぎをしていたので、茶木さんが表まで出て来られました。

 茶木さんは、抹茶を煎茶で点てるという、おもしろいお茶を入れてくださいました。さっぱりしていました。お菓子は、「かぎ隆三」の和菓子(2014年7月 1日)です。

 婿殿は、樂茶碗をいろいろと品定めした後、長次郎の黒樂茶碗の写しで茶木さんがお薦めの一品に心を摑まれたようです。娘とも相談した結果、一大決心をしたようです。私も、色といい形といい手触りといい、大事に使い続けられそうな茶碗だと思いました。逸品との気持ちのいい出会いとなり、ご機嫌の娘たちです。


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 お店の前に留まった京都駅行きのバスに乗ったのを確認してから、我々は歩いて自宅へと急ぎました。

 慌ただしいことに、帰るとすぐに妻は私を残して一足先に上京です。
 賑やかだった我が家も、急に潮が引いたような静けさとなりました。

 夕方、一人で賀茂川を散歩しました。
 大雨の後にもかかわらず、まだ水嵩は増していません。
 鷺や鴨たちは、夕食の最中でした。


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 妻からの連絡によると、東京地方に大雨洪水警報が出ていて、新幹線は稲妻の中を新横浜駅で立ち往生している、とのことでした。このところの天候不順により、各地に被害のないことを祈るのみです。
posted by genjiito at 23:24| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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