2014年01月17日

あてにならないインターネットセキュリティ対策

 インターネットにおける個人情報が、世界各地に漏洩しているようです。
 また、メールなども、ある機関が勝手に悉皆的に収集しているようです。

 つまり、個人メールはもちろんのこと、パスワードなどのさまざまな個人情報が、しかるべき組織や人が見ることのできる状況にあるようです。言葉を変えると、あらゆる個人情報がウェブ上に公開されていることが、インターネットの世界では常識だと言えるのです。

 自分は大丈夫だろう、被害には遭わないだろう、と思っていました。しかし、不安を煽るような事態に直面したことから、真剣に身を守ることを考え始めました。

 私は、1984年に、PC-9801F2と音響カプラを使ってコンピュータ通信を開始したので、もう30年もネット社会に身を置いています。恥ずかしながら、今頃になって本当に危機感を感じ出しました。注意はしていたのですが、しょせんは他人事だったのです。

 さて、どの程度、個人情報が世界中にばらまかれているのかは、疑心暗鬼になってもしかたがありません。オンラインでデジタル信号を流すのですから、考えてみれば当たり前のことなのです。個人情報はすべてが公開されていることを前提にして、問題が発生したときの対応をしっかりと考えておくしかない、ということになりそうです。

 さて、そのインターネットのセキュリティソフトを導入するにあたり、脳天気なソフト会社に出くわしました。ここまで無頓着なのか、と呆れるよりも、ネットビジネスの現場での感覚がマヒしている状態を知り、あらためて自分自身の守り方を思案するようになったのです。

 ことの発端は、インテゴという会社の「Intego Mac Premium Bundle2013 - 3Mac - 1year protection -」をアクト・ツーという会社を通して導入した時です。

 インストール後に、入力を促されるパスワードが、どうしても一致しないのです。
 そこでパスワードを忘れたということにしてクリックすると、すぐに以下のメールが届きました。


大切なIntegoのお客様

NetUpdate をご使用のユーザ様へ。
あなたの登録した Email アカウント ●@●.● とともに登録されたパスワードは以下です:
●●●●
サーバは以下の間違ったパスワードを受け取りました:
■■■■

以下の手順で NetUpdate を再度設定することをお勧めします:
- NetUpdate 環境設定から「Email / パスワード」タブを選択します
- フィールドを変更するためにカギをクリックしシステム認証を行います 現在設定されているパスワードは以下と思われます:
■■■■
- 「パスワード」および「確認」フィールドに以下の正しいパスワードを入力してください:
●●●●
- 「今すぐ確認...」ボタンをクリックしてください


痒いところに手が届くほどの、懇切丁寧な説明が、こうして登録していたメールアドレスに届きました。
そこまであからさまに、具体的にパスワードを文面に書かなくても、と思いました。

指示通りにすることで、うまく手続きが終わりました。そこで、パスワードが古いものだったので、新しいものに更新しようとしました。しかし、それがうまく更新できないのです。

あらためて、メールで以下の質問をしました。


NetUpdate の環境設定でパスワード入力欄があります。
ここに設定しているのは4、5年以上も前の昔のもののようです。
どうすればパスワードが変更できるのでしょうか。
この点での本アプリのユーザー側でのセキュリティ対策に疑問を持ち出しました。
数年前から御社の製品を使わなくなったのは、こうした点での不快感からでした。
また使おうと思ったのですが、また不信感を抱き出しました。


これに対するサポート担当者からの返信は以下のものです。これは、驚くべき内容です。


インテゴ・サポート (Intego Support)
01月17日 06:18

お問い合わせありがとうございます。
NetUpdateに登録いただいているパスワードを、お客様自身で変更することはできません。
変更を希望される場合は、当方にて変更いたしますので、NetUpdateに登録されている電子メールアドレスとパスワード、そしてご希望の新しいパスワードを返信いただけますでしょうか。
よろしくお願いします。

インテゴ・サポート


送られて来たメールのタイムスタンプを見ると、15時間の時差があります。
日本語のサポートは長野県安曇野市とありますが、ここから類推すると、この返信は以下の国から発信された可能性が高のです。


アメリカ【中部】(シカゴ)
カナダ【中部】
メキシコ(メキシコシティ)
ルサルバドル(サンサルバドル)
グアテマラ(グアテマラシティ)
ニカラグア(マナグア)


それはともかく、この、パスワードを自分たちで管理し、変更も自分たちでしかできない、というのですから驚愕です。実際にはそうであっても、これは言ってはいけないことだと思います。

感謝の気持ちを込めて、以下の返信をしました。


インテゴ・サポート 担当者さま

パスワードについて了解しました。
パスワードに関しての理解が、御社と私の間で相当乖離するようなので、私自分の身を守るためにパスワードの変更はしません。パスワードが意味がをなさないからです。
私の購入履歴を調べたところ、「4、5年以上も前の昔」と書いたのは勘違いで、8年前の「インターネットセキュリティバリアX4」からでした。
さらに、昨春より「ウイルスバリアX6」も購入していました。
パスワードがこんなに粗末に、無頓着に扱われているとは、今初めて知りました。


後で詳しく自分の購入履歴をしらべたところ、私はこの会社のセキュリティソフトを8年も前から使っていたのです。
「インターネットセキュリティバリアX4」
「BackupEdition」
「AntiSpamEdition」
「Internet Security Barrier X5 Antispam Edition Upgrade」
「ウイルスバリアX6」

このソフト以外に、私はシマンテック社の「ノートンインターネットセキュリティ」も使っています。これは、1980年代から「ノートン ユーティリティーズ」として開発発売されていた、ピーター・ノートンの流れを継ぐものです。いわゆるノートンさんに愛着があり、最近まで使っていました。しかし、サポートが悪いので昨春からインテゴのソフトにすべてを統一したのです。

とにかく、自分の情報を守るためのソフトを開発販売している会社が、こんな低いセキュリティ意識しか持ち合わせていないのですから、本当に困ったことです。
posted by genjiito at 23:54| Comment(0) | ◎情報社会
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