2013年11月27日

海外における日本文学研究に関する2つのイベント

 今週末の11月30日(土)と12月1日(日)の2日間、国文学研究資料館で「第37回 国際日本文学研究集会」が開催されます。これは、日本文学に関する国際集会としてはもっとも老舗と言える、若手研究者の登竜門ともなっている国際研究集会です。

 発表内容は、次のポスターをご覧ください。
 

131127_kokusai37th_poster




 研究発表と合わせて、ロビーではポスターセッションも行われます。休憩時間などを利用して足を留め、プレゼンターに声を掛けてあげてください。意欲的な研究について、直接説明が受けられるいい機会になります。

 12月1日(日)の午前中に設定されている「第3セッション」では、日本古典文学に関する中国・インド・フランスにおける研究成果が、5名の若手研究者によって発表されます。このセッションの司会は私が担当します。活発な質疑応答がなされることを楽しみにしています。

 なお、会場内の展示ケースには、個人的に収集してきた『源氏物語』の翻訳本の内で、特に表紙のめずらしいものを14点ほど展示します。翻訳されている中身の本文ではなくて、書物の装幀やその表紙が見せる異文化受容の一面を、どうぞお楽しみください。

 さらに、1階の展示室では、常設展示「和書のさまざま」が開催されています。この出口近くの一画には、先日紹介した『源氏物語』に関する貴重な館蔵資料4点が、「ミニ源氏展」として並んでいます。これも、併せてご覧いただければと思います。

 2つ目は、来月12月18日に中部大学で開催されるイベントの紹介です。

 中部大学のホームページに、「中部大学大学院国際人間学研究科講演会 世界にひろがる源氏物語」という案内が掲載されました。
 これは、私がお話をするものです。
 大阪大学で私が社会人として勉強をしていた時から、いろいろとありがたいご教示をいただいていた蜂矢真郷先生にお声がけいただいて実現したものです。コメンテーターの本田さんも、一緒に大阪大学で勉強した仲間です。
 最新の情報を盛り込んだお話をするつもりです。
 よろしければ、近在のみなさまがお立ち寄りいただければ幸いです。

 新しく、「海外における源氏物語を中心とした平安文学及び各国語翻訳に関する総合的調査研究」という科研がスタートしたことを契機に、海外における日本文学の研究状況を、積極的に広報・公開し、国際的なコラボレーションが展開される環境作りのお手伝いをしたいと思います。
posted by genjiito at 23:32| Comment(0) | ◎源氏物語
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