2013年07月05日

授業(2013-12)翻訳本の解題と海外にある日本の古典籍

 4年前に刊行された科研の報告書『日本文学研究ジャーナル 第3号』(伊井春樹編、国文学研究資料館、2009.3.31)をもとにして、さまざまな文化交流と最前線の情報を確認しました。
 
 
 
130705_jarnal
 
 
 

 この第3号には、「翻訳事典(古代〜中世)」として、次の作品の解題を収録しています。


空海
菅原道真
六歌仙
小野小町
大斎院選子内親王と発心和歌集
和泉式部
竹取物語
大和物語
平中物語
落窪物語
古今和歌集
伊勢物語
武峰少将物語
今昔物語集


 これまでに、『日本文学研究ジャーナル』の第2号と第4号に掲載した日本の古典文学作品に関する翻訳本の解題を確認しています。それに加えて、上記の作品についてその解題を確認しました。

 翻訳本については、まだまだあります。
 今後とも、気付いた本から収集し、それぞれの解題を作成していく必要があります。これには、膨大な手間と時間を必要とするため、多くの若手研究者の参加を得て、コツコツと進めていくことが大切です。次世代へバトンタッチしていく解題作成プロジェクトです。

 次に、国文学研究資料館から公開している各種データベースの中から、ぜひとも活用してほしい次の4点を中心に説明しました。


「国文学論文目録データベース」
「日本古典籍総合目録データベース」
「欧州所在日本古書総合目録データベース」
「北米日本古典籍所蔵機関ディレクトリ」


 これらは、日本の古典文学作品を対象とする研究をする上で、基礎的な情報が得られるものです。
 これを活用することで、しっかりとした土台の上に研究成果を築きあげてほしいと願っています。

 今回で、グロッサリーに関する項目以外の講義は終わりです。

 次回は、受講生各自が、自分の研究テーマをプレゼンテーションしてもらうことになっています。
 海外の人々にも理解できるように、わかりやすいプレゼンを年度当初から課題として提示してありました。
 さて、どのようなプレゼンが展開されるのか、今から楽しみです。
posted by genjiito at 22:35| Comment(0) | ◎国際交流
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