2013年07月01日

中国の2人と一緒に大和平群でお茶のお稽古

 昨日、午前中は薬師寺と唐招提寺へ行った後、午後は近鉄大和西大寺駅から生駒駅経由で平群に行きました。私のお茶のお稽古に、中国からの留学生2人を連れて行くことになっていたのです。

 衛さんは、裏千家に留学生として来ているので、今回の参加は楽しみにしていました。また、侯さんも、北京外国語大学で茶道を教わっていたので、こちらも余裕を持っての参加です。

 平群谷を登る坂道は、思いの外に急です。2人とも珍しい山里に来たこともあり、道々で写真を撮っていました。
 
 
 
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 先生のお宅に着いた時には、すでに私の娘がお稽古をしている所でした。
 しばらく、みんなで様子を見ていました。
 侯さんは、先日のワックジャパンでの『十帖源氏』の会で、1度娘と会っています。
 お稽古の場には相応しくないのですが、和やかにいろいろな話をしながら進んでいきました。
 聴けば聞くほど、衛さんの裏千家学園での研修は厳しいようです。しかし、それを撥ね除けるほどのパワーで茶道の修養に励んでいることが、立ち居振る舞いと言葉の端々から窺えます。

 今日のお菓子は、先生お手製のみなづきです。おいしくいただきました。

 私は、7月下旬に予定している我が家でのお茶会を想定しての練習をしました。
 夏らしく、涼しそうな薄茶のお点前をということで、茶碗に水を張り、そこに茶巾を浸して運び出す、という趣向でのお稽古をしました。
 いろいろなパターンがあるようで、それだけでも楽しくなります。
 私のお点前の上達度はともかく、みんなで楽しくお茶をいただく場を演出する、という点では、非常にありがたいお稽古の機会となっています。

 私の後は、衛さんにもお点前をしていただくことになりました。
 ピンと背筋が伸び、それでいて流れるような作法の滑らかさに、じっと見入ってしまいました。

 後で聞くと、みんなに見られていて緊張していたとか。本人曰く、手が震えていたそうです。
 毎朝早く起き、午前中はみっちりと指導を受け、午後は茶道資料館の今日庵文庫で論文執筆の勉強と、充実した毎日を送っているとのことです。限りある時間を、さらに有効に活用して、収穫の多い留学期間にしてほしいものです。

 娘も、身の引き締まるお点前を見て、刺戟を受けたと言っていました。
 こうして、いつもと違うお点前を見るのは、いい勉強になります。

 帰りに、先生から庭の木の葉をいただきました。
 
 
 
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 名前を尋ねられたのですが、植物に疎い私にはわかりません。七夕に縁の深いものだそうです。ホオズキかと思いましたが、違っていました。
 宿題にするので、持って帰って挿し芽にしたらいい、とのことでした。

 帰ってから、妻に写真を見せて調べてもらいました。すぐに、「梶の木」だと教えてくれました。
 ネットの「季節の花 300」には、次のように説明されていました。


 古代から、神に捧げる神木として尊ばれた。
 また、昔、七夕祭りに供える「歌」を書くのにも使われた。


 先生が調べなさい、と仰ったことがよくわかりました。冷泉家の「乞巧奠」でも用いられているようです。貴重な知識をいただくことになりました。

 帰りに、娘夫婦と一緒に、西大寺でみんなで食事をしました。
 スペイン料理でした。和気藹々と、話が盛り上がります。
 門限があるとのことなので、少し余韻を残してレストランを後にし、我々3人は、大和西大寺駅から特急で京都まで帰りました。車中でも喋り通しで、30分があっと言う間でした。
posted by genjiito at 23:53| Comment(0) | ◎国際交流
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